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| 福袋コメンテーター。「福袋研究会」主宰。新聞、雑誌、テレビ、ラジオなど幅広い分野で活躍。毎年、年末年始は福袋会場へ出向き、精力的に取材を行っている。また、フリーライターとして、IT関連やアプリケーション解説などの仕事もこなす。主な著書に、『Access向上大作戦』、『メールの常識非常識』(共にキルタイムコミュニケーション)などがある。 |
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福袋最大の魅力は、開ける前のワクワク感。袋の中には、もしかしたら何かとてもいい物が入っているのではないか?そんな期待を胸に商品を取出す瞬間は、宝探しやギャンブルにも似た高揚感があるようです。もちろん、なかには開けてがっかり…という場合もありますが、おめでたい新年の初売りに免じて笑ってすませてしまうのが福袋なのです。また衣類やアクセサリーなど、好みのはっきりしている福袋などでは、自分ではまず買わないようなデザインや色の洋服などが入っている場合も少なくありませんが、それも福袋の魅力のひとつ。思い切って着てみると意外と似合っている!なんてこともあるものです。福袋はお得感だけでなく、新しい可能性を発見できるツールでもあり、夢をあたえてくれる縁起物なのです。 |
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では、福袋はいつ頃から始まったのでしょう。諸説ありますが、実は正確なところはわかっていません。これまで一般的に語られてきたのは、明治44年に売り出されたという「松坂屋起源説」と明治40年に販売された「松屋起源説」のふたつ。しかし、ある老舗百貨店では江戸時代に、端切れを詰めた袋を初売りの時に販売したという記録があるといいます。そのなかには金糸の帯が入っている“当たり”の袋もあったそうです。つまり「老舗百貨店の福袋」に限定すれば、福袋の起源は江戸時代といえるようです。
しかし、当時はそれほど注目を集めたわけではありません。福袋に人気がでてきたのはここ10年のこと。ブームの兆しは1980年頃にもあったのですが、バブル時代の到来によってつきかけた火はいったん鎮火しました。その後、バブルが崩壊したのちの1996年になって、ドッと注目を集め、現在に至るまで福袋ブームは拡大の一途をたどっているのです。 |
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1996年から始まったブームの火付け役はテレビ。充実した福袋の中身が紹介されたことで一気に脚光をあびました。このとき紹介されたのは新興デパートの福袋。つまり、これまでのように鍋、釜、毛布などをごちゃ混ぜに詰めて1万個、2万個をドンと売り出すようなものではなく、その店の特色を出した質の高い商品が詰められた限定福袋です。最近では「中身の見える福袋」なるものも増えています。こういったものは“何が出てくるかお楽しみ!”といった、福袋本来の愉しみ方はできませんが、人気は上々。以前は1月3日、4日に初売りをしていた百貨店の多くが2日から営業するようになったことで福袋の販売も前倒しに。最近では歳末福袋なども登場しています。郵便局やインターネットで購入できる福袋もあり、その種類も購入する人も増え、報道もさかんになっています。福袋人気はいましばらく続きそうです。 |
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世の中にはいろいろなタイプの人がいますが、福袋にも向いている人とそうでない人がいます。向いている人は、福袋の中身がなんであれ笑って愉しめる人。そしていらないものを上手にさばける人です。友だちと交換したり、フリーマーケットに出したり、ネットオークションを利用したり…と、処分することも愉しめるような人には向いています。また、テレビショッピング好きにも福袋向きの人は多いようです。反対に向いていない人は“こだわり”が強い人。そういう人は福袋より、バーゲンを上手に利用した方が◎。福袋に比べるとお得感は少ないのですが、実際に使うものをピンポイントで選べるバーゲンの方がおすすめです。 |
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