更に創業60周年を契機として、2014年より全社員を対象にボランティア活動を紹介する社会貢献プログラムを実施しています。
社会貢献に関して、考えることから行動へ移す一歩を踏み出すという趣旨で、名称は『Orico One Step Program』としています。
社員は、活動情報を掲載した専用サイトから環境や障がい者支援など各自興味がある活動に申し込みます。活動を通じて充実感を得られるだけでなく、社会のニーズに対する気づきのきっかけにもなり、自己啓発につながっていきます。
当社および社員一人ひとりが企業市民として積極的に社会との調和を図り、継続して貢献していくことを目指し、さまざまな社会貢献活動に取組んでいます。活動の自主性と継続性を重視するとともに、広告宣伝を意図しない公益性および社員の納得性にも配慮しています。
2012年4月、社員の社会貢献活動を推進する募金制度として「オリコグループ社会貢献ファンド」を設立しました。社員は1口100円から参加でき、会社は参加社員1名に対し100円を上乗せして積み立てています。この募金から「オリコグループ社会貢献ファンド」を通じ福祉団体や大規模災害の被災地等へ寄付を行っています。
2015年7月には寄付先を会員による投票で決定し、6つの団体に寄付させていただきました。具体的には、東日本大震災・津波遺児への支援活動費用・被災された方への義援金として、あしなが育英会および日本赤十字社に、貧困等に苦しむ子供達への支援として、赤い羽根共同募金および日本ユニセフ協会に、紛争地域等での医療サービス支援として、国境なき医師団日本に、盲導犬の育成支援として、日本盲導犬協会に対して総額600万円を寄付させていただきました。今後とも継続して活動を続けてまいります。
東日本大震災の復旧・復興に向けたボランティア活動では、社員が活動に参加しやすいように活動日を有給休暇扱いとするほか、社員のみならず家族が参加する場合も活動費用を会社で負担し、継続的な活動のための全面的な支援を行っています。
また、震災復旧・復興ボランティアに限らず、長期間のボランティア活動に参加する意志のある社員を支援するためのボランティア休暇制度も設けています。
更に創業60周年を契機として、2014年より全社員を対象にボランティア活動を紹介する社会貢献プログラムを実施しています。
社会貢献に関して、考えることから行動へ移す一歩を踏み出すという趣旨で、名称は『Orico One Step Program』としています。
社員は、活動情報を掲載した専用サイトから環境や障がい者支援など各自興味がある活動に申し込みます。活動を通じて充実感を得られるだけでなく、社会のニーズに対する気づきのきっかけにもなり、自己啓発につながっていきます。
クレジットカード事業を通じてカード会員さまとともに取組む社会貢献活動として、社会貢献型カードを発行しています。社会貢献型カードは、ご利用いただく皆さまにご負担をおかけすることなく、ご利用金額の一部が提携団体に寄付される機能を持っています。カードをご利用いただくことで持続的な社会貢献が可能となる仕組みです。1990年の「日本野鳥の会カード」を皮切りに開始し、現在約60種類発行しています。
カード名称 | 提携団体 | 寄付金の活用例 |
---|---|---|
赤い羽根カード | 社会福祉法人中央共同募金会 | さまざまな福祉サービスに活用 |
Gift of Life Card UPty | 社団法人日本臓器移植ネットワーク | 移植医療の普及に必要な意思表示カードやポスター、冊子などの制作に活用 |
しんくみピーターパンカード | 全国信用協同組合連合会 | 障害や難病の子供たちやその家族への支援活動、子供たちの健全育成活動、世界の病気の子供たちへの支援活動に活用 |
STOP AIDS CARD | 公益財団法人エイズ予防財団 | エイズ知識の普及活動・エイズ対策の推進などに活用 |
赤十字オリコカード | 日本赤十字社 | 世界の人々の救援・支援活動に活用 |
日本動物愛護協会カード | 財団法人日本動物愛護協会 | 動物愛護活動に活用 |
日本野鳥の会カード | 公益財団法人日本野鳥の会 | 自然保護活動に活用 |
パピーウォーカーカード | 公益財団法人日本盲導犬協会 | 盲導犬の育成・普及活動に活用 |
ピンクリボンカード | 公益財団法人日本対がん協会 | マンモグラフィ検診機器の整備、患者・治癒者のグループの活動支援などに活用 |
ボーイスカウトカード | 公益財団法人ボーイスカウト日本連盟 | 青少年の育成・ボーイスカウト運動の発展に活用 |
MOTTAINAIカード | MOTTAINAIキャンペーン事務局 | グリーンベルト運動の地球環境保護、植林運動などに活用 |
ロータリーカード | 公益財団法人ロータリー日本財団 | 世界の人々の健康状態改善・教育支援・貧困救済活動に活用 |
ウルトラマンJCB GOLD CARD | ウルトラマン事務局 | 東日本大震災で被災した子どもたちの支援活動に活用 |
少子高齢化の影響や長期間保存できない血液製剤の特性などから、献血者不足が深刻化の傾向にあると言われています。当社では、2001年より本社ビル内で献血活動を継続しており、2018年3月までに3,054名が申込み、2,500名が献血を行いました。今後も少しでも多くの社員の献血参加を推奨していきます。
当社本社別館の社員通勤用バスを地域の子どもたちと社員の家族の絵で彩りました。
この取り組みは地域の方々と直接的に交流し、喜んでいただける機会を創ることを目指すもので2014年より行い、今回が3回目の実施となります。
これに先立ち、2017年6月29日、本社別館所在地である埼玉県ふじみ野市の幼稚園でお絵かきワークショップを開催しました。ふじみ野市社会福祉協議会後援のもと、子どもの創造・表現活動を推進するNPO法人CANVASと協働し、141名の園児のみなさんに“笑顔”をテーマに絵を描いていただきました。園児のみなさんの絵の他に今回は当社社員家族からも絵を募集し、合計218枚の「笑顔の絵」が2台のバスに彩られています。
2017年11月19日には、完成したバスの見学会を行い、園児のみなさん・保護者の方々・先生方・当社社員家族・近隣住民の方々など合計287名の方にご来場いただきました。自分の描いた絵が載ったバスを間近に見た子どもたちからは笑顔があふれていました。
ラッピングバスの運行は2017年9月〜2020年8月までの3年間を予定しています。
新入社員研修のプログラムで製作した『知育パズル』を2017年11月20日、当社本社別館所在地の埼玉県ふじみ野市に寄贈しました。
本社ビルにおいて、障がい者の就労支援活動を行っている手づくり焼き菓子「かすたねっと」と協働した『社内販売会』を実施しました。
社員に対する社内販売に加えて、近隣住民の方や通行人の方への 販売も行い、「かすたねっと」の活動の認知向上に努めるとともに、当社と地域社会とのコミュニティ形成の促進を図りました。
今後も障がい者就労支援や地域コミュニティの形成につながる活動に取り組んでまいります。
実施日 | 購入者数 | 購入個数 | 売上金額 | |
---|---|---|---|---|
第1回目 | 2017年4月28日 | 208名 |
718個 |
261,882円 |
第2回目 | 2017年11月15日 | 383名 |
1,400個 |
502,631円 |
社会福祉法人花水木の会 手づくり焼き菓子「かすたねっと」とは・・・
障がい者が健常者と共に暮らせる社会・豊かな人生を暮らせる地域社会をめざし、知的な障がいを持った方々が生き生きと元気に働けることを願って1987年4月東京都練馬区に福祉作業所を開設、約30年ケーキやクッキーを製造・販売しています。
無添加・無香料・保存料なしの体に優しいこだわりのクッキーは、地元の練馬区で「ねりまの名品21」を受賞しています。
就労支援の他にもグループホームや相談事業所の運営、障がい者の移動支援などの事業を行なっています。
2017年7月28日、就業後の時間を活用し、ボランティアプログラム「布チョッキン」を本社別館で実施しました。
「布チョッキン」とは、認定NPO法人幼い難民を考える会が運営するボランティアプログラムで、カンボジアの子どもたちに人形やボールなどの遊具を届ける活動です。
日本で用意した布を現地の女性が裁縫して遊具に仕上げるため、現地の就労支援にもつながります。
今回14名の社員が参加し、古着などの布を型に合わせて裁断し、人形15体分が完成しました。
今後も国際協力につながる活動に取り組んでまいります。