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HOME > カードを使う > トレンド掲示板 > 大人の特等席 > Vol.8 「薔薇千夜一夜」
オリコこだわりセレクション Vol.8 大人の特等席
薔薇千夜一夜 誰もこの花の引力には逆らえない。
贈り物として薔薇の花束ほどインパクトのあるものは、そうはありません。花はいくらもあるのに、なぜ人はこれほどまでに薔薇に魅せられるのでしょう?薔薇と人類との関係は紀元前に遡るほど古く、ヨーロッパはもちろん日本でも「さうび」の名で『枕草子』『源氏物語』の時代から、万事にうるさい才女たちに愛でられた経緯があります。そこで今回は、贈り物としての「薔薇」にスポットを当て、その歴史やエピソードなどを紹介しながら、知られざるその魅力を探ってみました。
ナビゲーター:フラワーアレンジメントスタジオ「f.note」主宰 村瀬 要 さん
薔薇を贈られて喜ばない女性はいないですよね。私の教室でも薔薇をモチーフにしたアレンジメントはつねに大人気。薔薇の香りには気持ちをリラックスさせ、ホルモンバランスを整えてくれる効用もあり、「女性のための花」とも呼ばれています。眺めてよし、香ってよし、紅茶などにいれて飲んでよし。薔薇はまさに花の女王ですね。
クレオパトラを魅了した薔薇の香り
クレオパトラが香り高いダマスケナという薔薇を愛し、シーザーやアントニウスを宮廷に迎える際には、その花びらを部屋や廊下に何センチも絨毯のように敷き詰めた、というのは有名な話。金の何倍も高価な薔薇のエッセンスオイルもふんだんに愛用した、といいます。ちなみに当時のローズオイルは、ラードの上に薔薇の花びらを繰り返し張っては剥がし、薔薇の香りを充分染み込ませた後、麻袋に入れて振り回しエッセンスとラードを分離させる、という方法で作られていたそう。1トンの花びらで1リットルしか抽出できないその労働は苛酷を極め、何人もの奴隷が死んだ、といわれています。現在でも、薔薇の香水1リットルを得るためには150万枚の花びらを採取しなければならない、といわれていますから、作業こそ違え、今も昔も、その希少性は相当なものなのです。また神話においても薔薇の話は数多く、愛の女神アフロディーテが巨大な帆立貝から誕生した際、空から薔薇の花が降ってきた等々(その様子を描いたのがボッティチェリの「ヴィーナス誕生」です)、この花にまつわる伝説やロマンスは枚挙にいとまがありません。シェークスピアもその作品で薔薇を何十回となく登場させており、究極の美しさ、甘い香り、そして安易に寄せ付けない鋭い刺をあわせもつ特異な薔薇は、古くから人間の興味を惹きつけてやまない存在だったようです。
品種だけでなく色毎に細かな名前をもつ薔薇
薔薇は、3千万年前から北半球の各地で自生していました。その近縁種は約200種ほど、といわれていますが、現在の薔薇品種を成立させた祖先種は、そのうちのわずか7〜8種。にもかかわらず薔薇の園芸品種は10万種とも20万種ともいわれ、おびただしい数の薔薇が毎日のように誕生しています。考えてみれば長い歴史の中で薔薇ほど人間によって手を加えられた花はなく、どれだけ多くの人が薔薇に魅入られているかが如実に現れた事実といえますね。こんな経緯から、世に出るすべての薔薇には、育種家の思いを込めた名前がつけられます。色、形、姿にちなんだものから「モーツァルト」といった人名まで実にさまざま。たとえ花の形が一緒でも、色が少しでも異なれば、まったく違う名前がつくのが薔薇なのです。品種名の約1割は女性名、それもマダムあるいはミセスという称号のついたものが多いのも特徴。これも華やかな貴族社会で薔薇が愛され続けてきた名残りかもしれませんね。事実、薔薇の歴史を語るとき忘れてはならない一人のセレブがいます。ナポレオンの妃、ジョセフィーヌがその人。熱狂的な薔薇ファンだった彼女は広大な薔薇園を作り、20年足らずの間になんと4,800種類以上の品種を収集。その多様性や遺伝的体系を明らかにしました。夫の権力に任せたマダムの大浪費!? が、結局、一流の園芸家や植物学者を育てる礎となったのですから、面白いですね。
あなたはモダン派?オールド派?
19世紀以前のヨーロッパには夏に咲く一輪咲きのものしかありませんでしたが、やがて中国産のコウシンバラとの交配により四季咲きのものが誕生。現在の多彩な薔薇の世界をつくるきっかけとなりました。厳密にその範囲を定義するのは非常に難しいのですが、この品種改良によって生まれた四季咲きの薔薇を「モダンローズ」、それ以前の薔薇を「オールドローズ」と一般的に呼び分けています。剣のように反り返る大輪の花びら、高い花芯、四季咲き、多彩な色合い、という特徴をもつモダンローズの誕生は、薔薇の多様性を一気に開花させ、世界中の人々の薔薇に対するイメージを一新させました。が、一方で香り高く、キャベツのように幾重にも重なる花弁をもつ優雅なオールドローズを愛するファンも根強くいます。「オールドローズはまずその豊かな香りが一番の魅力。花姿も可憐かつノーブルで、ウェディングやパーティ用の花束には必ずといっていいほど使われる人気の薔薇です。ただ、花弁が薄く傷みやすいため、一般の花屋さんでは入手しづらくギフトとして郵送するのも難しいのが難点ですね」とはナビゲーターの村瀬さん。また1970年代には、オールドローズのよさ(香りや花形)とモダンローズのよさ(多様な色、四季咲き)をあわせもつ中間種の「イングリッシュローズ」が誕生。新たな薔薇革命とも呼ばれ今も高い人気があります。このように薔薇の世界はまさに群雄割拠。品種で選ぶ、色で選ぶ、姿で選ぶ、大きさで選ぶ、名前で選ぶ…etc。多くの人々から愛されているゆえの、この多様化こそ、薔薇を花の女王たらしめているのですね。
プロが教える、一枚うわ手の薔薇の選び方&贈り方
そこで自らも薔薇が大好き、という村瀬さんにプロの視点から薔薇の選び方と贈り方のポイントを教えていただきました。
point1 色にこだわる
薔薇のギフトでもっとも大切になるのが「色」。相手の好きな色を先に聞いておく、という手もありますね。若い女性にはピンクがお奨め。最近では上品なムードのあるオレンジも人気が出てきています。どんな色がいいかわからない、という人は、定番の赤系を選べばまず失敗はないでしょう。ここ数年は、ビビッドな赤よりも、ダークな色調の赤い薔薇が大人向けの薔薇として人気があるようです。
point2 他の花を混ぜない
薔薇はそれだけで充分インパクトのある花。いろいろな花を混ぜると、かえってその強さ、優美さが失われ、花束自体のバリュー感も下がってしまいます。せっかく薔薇を贈るのなら、花束は薔薇オンリーで! が粋な花束の鉄則です。色は単色でも何種類か混ぜてもOKです。
point3 太く、高く
つぼみ付きの薔薇の花束の中には、つぼみが開かないまま枯れてしまうものもあります。そうならないためにも、茎が太く、みずみずしく、葉がピンと張った薔薇を選んでください。また、一般的に薔薇は背が高いほど高価といわれています。アレンジで短くする場合もありますが、花の価値を知っている人に贈るなら、できるだけ背の高い薔薇を選んだほうが喜ばれます。
もらった薔薇をより楽しむために
最近の薔薇は大変品質がよいので、12月なら1週間ほど普通にもちます。水はこまめに替えることが鉄則。花がしおれてきたら茎の下から2〜3センチほどを斜めに切って再び水に挿します。このとき一緒に延命剤などを花瓶に入れてもよいでしょう。花がすこししおれてきたら、思い切って花びらを全部摘み、お風呂に浮かべてみましょう。お湯の温度で香りがより高く引き立ち、優雅な入浴を楽しめますよ。ただし、お水は汚れてしまうので、一回だけの利用に限られます。またドライフラワーにするのもよい方法。風通しのよい場所に花弁が重ならないように一本一本逆さに吊るせば、冬のこの時期なら1〜2週間で完成します。なお市販の薔薇には薬剤がかかっている可能性があるので、自家製の薔薇以外は、紅茶やジャムにすることはやめましょう。
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