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クレジットカードの還元率とは?失敗しない選び方や、高還元率カードを選ぶときの注意点も解説

なるほど豆知識 クレジットカードの還元率とは? 失敗しない選び方や、高還元率カードを選ぶときの注意点も解説

記事公開日:2023年06月30日
最終更新日:2023年06月30日

クレジットカードの還元率とは、クレジットカードのご利用金額に対してポイントが付帯される割合を指します。この記事では、クレジットカードの還元率の基礎知識や高還元率の基準など、還元率に関する情報をまとめました。得するクレジットカードの選び方にも触れていますので、最後までチェックしてみてください。

クレジットカードのポイント還元率とは?

クレジットカードのポイント還元率とは、利用額に対してポイントが還元される割合です。例えば、ポイント還元率が0.5%のクレジットカードを利用した場合、200円の利用につき1ポイント還元されることになります。還元率が高ければ高いほど、同じご利用金額に対してより多くのポイントが還元されます。

還元率の計算方法

還元率は、以下の計算式で算出できます。

ポイント還元率 = 獲得ポイント数 ÷ ご利用代金 x 100

【例】
ご利用代金:10,000円
獲得ポイント:50ポイント

上記の例の場合、クレジットカードの還元率は、「50 ÷ 10,000 × 100 = 0.5%」です。

還元率とは、クレジットカードを利用した際に得られるポイントなどの特典が、支払った金額に対してどれだけ還元されるかを示す指標です。還元率が高いクレジットカードを選ぶことで、お得に利用することができます。

高還元率のクレジットカードの選び方

高還元率のクレジットカードは、どのように選べばいいのでしょうか。クレジットカードを選ぶ際には、以下の3つの項目に注目してみましょう。

各項目について、それぞれ解説します。

特定の条件下を含まない、基本の還元率が高いカードを選ぶ

クレジットカードにおいては、特定の条件における還元率の変動を含まない、基本の還元率で考えるのがおすすめです。
一部のクレジットカードでは、特定の条件を満たすと、還元率が上昇する場合があります。このような特定の条件下においてのみ適用される還元率を含めて判断すると、自身がクレジットカードを利用するシーンがその条件と合致しなかった場合に、期待したほどのポイントが得られない可能性があります。

以下は、月間利用金額が30,000円の場合を例とした、還元率が異なるクレジットカードの獲得ポイント数の例です。
0.5%、1.0%、2.0%で、それぞれどのくらいのポイントがたまるのか見てみましょう。

  • 還元率0.5%のクレジットカードの場合:獲得ポイント数:150ポイント
  • 還元率1.0%のクレジットカードの場合:獲得ポイント数:300ポイント
  • 還元率2.0%のクレジットカードの場合:獲得ポイント数:600ポイント

還元率が0.5%のクレジットカードだと1ヵ月で150ポイント、1.0%だと300ポイント、2.0%だと600ポイントと、クレジットカードのご利用金額が同じでも、還元率によって得られるポイントが大きく変わることが分かります。還元率が低いと、獲得ポイント数も少なくなってしまいます。

頻繁に利用するお店・サービスで還元率が高いクレジットカードを選ぶ

クレジットカードを発行する際、どこでどのように利用するか想像してみてください。頻繁に利用するお店やサービスがあれば、発行したクレジットカードの還元率がアップする対象か調べてみると良いでしょう。よく利用するお店が還元率アップの対象だと、よりお得にポイントがたまります。
クレジットカードによって、ポイント還元率アップの対象店舗は異なりますが、コンビニ、百貨店、ガソリンスタンド、飲食店など、普段利用するような店舗が設定されているケースが多いです。

ポイント還元率アップの対象店舗が、あまり利用しない店舗ばかりだと高還元率の恩恵は受けられません。高還元率カードを選ぶ際は、自分が頻繁に利用する店舗や利用スタイルで還元率がアップするものを選ぶと良いでしょう。

また、クレジットカードによっては指定のWebサイトを経由することでクレジットカードのご利用金額に対するポイント以外も得られる場合があります。ネットショッピングで使用する際にはチェックしておきましょう。
オリコの場合、「オリコモール」を経由してショッピングをおこなうことでオリコポイントをためることができます。更に、「Orico Card THE POINT」シリーズのクレジットカードを利用すれば、特別加算ポイントを得ることもできます。

ためたポイントが使いやすいクレジットカードを選ぶ

高還元率カードでためたポイントは、使ってこそ価値があります。ためたポイントがどこで利用できるか、事前に確認しておきましょう。クレジットカードの中には、たまったポイントの使い先の候補が少ないケースがあるためです。オンラインギフト券や電子マネーといった選択肢があるため、ご自身の普段の生活で活用しやすい利用先があるか、調べておくと良いでしょう。

オリコには2種類のポイント制度があり、「オリコポイント」と「暮らスマイル」があります。2種類のうち、どちらのポイントをためられるかは、クレジットカードによって異なります。
詳細は以下のページをご覧ください。

高還元率のクレジットカードを選ぶ際の注意点

高還元率のクレジットカードを選ぶ際には、以下の5つの点に注意する必要があります。

5つの注意点について、順番に解説します。注意点を把握していないと、還元率の恩恵を最大限受けられない恐れがあります。
クレジットカードを選ぶ前に注意点を正しく理解し、クレジットカードのポイントを活用したお得な生活を楽しみましょう。

還元率アップの条件を確認する

クレジットカードの中には、高還元率適用の対象となるご利用方法が限定されるケースがあります。
以下は、還元率アップの条件の一例です。

  • 特定の期間内のみ還元率アップ
  • 特定の店舗での支払いのみ還元率アップ
  • 特定のサイトを利用した場合のみ還元率アップ
  • 特定の商品を購入したときのみ還元率アップ

高還元率に条件がある場合は、その条件が自分にも適用されるものなのか確認しましょう。
また、ためたポイントは何のために利用したいのか、どのポイントをためたいのかなど、事前にクレジットカードの利用目的を明確にした上でクレジットカードを選びましょう。

ポイントの有効期限を確認する

クレジットカードで付与されるポイントには、有効期限があるものが存在します。有効期限がある場合、有効期限を過ぎるとポイントが失効し、交換・利用ができなくなってしまいます。クレジットカードを選ぶ際は、ためたポイントがいつまでためておけるのか、チェックするようにしましょう。

有効期限の有無を把握しておかないと、せっかくためたポイントを使うことがないまま消滅してしまいます。ポイントの有効期限が短いクレジットカードの場合は、定期的にポイントを交換する作業が必要です。ポイント交換はインターネット上で行える場合が多いので、忘れないようにさえすれば、すぐに実行できます。不安な人は、「毎月〇日はポイント交換をする」など、自分の中で決めておくと良いでしょう。

最小交換ポイントを確認する

高還元率カードを選ぶ際は、最小交換ポイントが低く設定されているものを選ぶほうが利用しやすいです。最小交換ポイントとは、ためたポイントを交換する際に必要となる最低ポイント数です。最小交換ポイント数が高いと、交換までのハードルが高くなってしまい、交換に必要なポイントが不足し、結果的にポイントの有効期限が切れてしまうといった事態につながります。そうなると、高還元率の恩恵を十分に受けられない恐れがあります。

オリコポイントの場合は、500ポイントからギフト券に交換したり他のポイントに交換したりすることができます。

年会費を確認する

高還元率のクレジットカードを探す際は、必ず年会費も確認しましょう。年会費が発生するクレジットカードは、充実した付帯サービス・補償などが用意されており、ポイント還元以外にも多くの魅力があります年会費がかかる分、還元されるポイントが多くなりやすいクレジットカードも存在します。ただクレジットカードの利用頻度が低い場合、付帯サービスを活用できていない場合はポイント還元含めておトクを感じられていない場合もあるかもしれません。クレジットカード選びでは、還元率の高さだけで選ぶのではなく、年会費とのバランス、自身のライフスタイルを考慮したうえで検討しましょう。

オリコの「Orico Card THE POINT」シリーズは、基本の還元率が1.0%の高還元率カードです。年会費無料でご利用いただける「Orico Card THE POINT」の他、「Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD」「Orico Card THE GOLD PRIME」「Orico Card THE PLATINUM」という更にグレードの高いカードもご用意しています。それぞれ年会費がかかりますが、年会費が高いものほどポイントが特別加算されるサービスが増えるため、結果的に還元率も高くなります。
他にも魅力的なクレジットカードを取り揃えていますので、以下のページからご自身に合ったものを探してみてください。

また、クレジットカードの年会費について、詳しくは以下の記事をご覧ください。

交換手数料を確認する

クレジットカードを選ぶときには、還元率や特典ばかりに注目してしまいがちですが、実は交換に必要な事務手数料も重要な注意点の1つです。クレジットカードでは、ためたポイントを交換するときに事務手数料が発生するケースがあります。事務手数料は、ギフトカードや商品券といった金券類に交換する場合に必要な傾向があります。ポイント交換の手数料が高い場合、ポイントを交換しても使用できるポイントが手数料分で減ってしまい、還元率が高くても実質的なメリットが少なくなってしまいます。

例えば、あるクレジットカードの還元率が0.5%で、商品券に交換する際に1ポイント=1円で換算されるとします。この場合、商品券1万円分を購入するためには、20万円のクレジットカードでのご利用が必要になります。しかし、交換手数料が1%かかる場合、実際にはクレジットカードで21万円分のご利用が必要になります。還元率は高くても、事務手数料がかかると実質的な還元率が下がってしまいます。

交換手数料はクレジットカードによってさまざまです。同じクレジットカード会社の発行するクレジットカードでも、一部のクレジットカードでは、交換手数料が無料であるなど、優遇措置がある場合もあります。お得にポイントを活用するには、事前にポイント交換時のレートや手数料について調べておくと良いでしょう。

まとめ

今回はクレジットカードの還元率について解説しました。各クレジットカードのWebサイトや広告等を見ると「還元率○%」と記載されていることが多く、そこに書かれている還元率だけで判断してしまいがちですが、その他に考慮すべき点が多々あることをご理解いただけたと思います。
クレジットカードの用途や利用頻度、よく使うお店やポイント等も考えた上で、自分にとって最もお得に使える1枚を選ぶようにしましょう。
オリコでは高還元率や年会費無料のクレジットカードを各種取り揃えおりますので、ご希望に合ったクレジットカードが見つかるのではないでしょうか。
新しくクレジットカードを作ろうと考えている方はぜひ以下のページから探してみてください。

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