結婚式費用のお支払いはクレジットカードでできる？

結婚式の費用のお支払いは、式場によってさまざまですが、一般的には「前払い」「当日払い」「後払い」の3つの方法があります。一度に多くのお金が動くため、準備を行う式場側としては、できるだけ事前に費用を確保するために、式場代のお支払いは「前払い」とされるケースが主流です。しかし、全額を一度にまとめて支払うことは、新郎新婦やご家族にとっても大きな負担になるため、最終見積金額の半分を前払いにし、当日のご祝儀を残りのお支払いに充てられるケースもあります。

結婚式の費用のお支払いは、現金の「前払い」「当日払い」のケースが多いようですが、最近では多額の費用を前もって用意しなければならない利用者にも配慮して、クレジットカードでのお支払いにも対応する式場もあります。クレジットカード払いのメリットは、何といっても「後払い」ができることです。

結婚式の前までにクレジットカードでのお支払いの手続きが完了すれば、カード会社が式場代を立て替えて支払いをおこないます。式場側としても結婚式の準備にかかる費用を前もって確保できますし、新郎新婦は翌月から「後払い」という形でカード会社へお支払いをするので、前もって大金を用意する必要もなく双方にとってメリットがあります。また、支払方法は、一回払い、分割払い、リボルビング払い、ボーナス払いなどの中から選ぶことができます。

クレジットカード払いのもう一つのメリットが「ポイント還元」です。利用額が大きいため、一回のお支払いで沢山のポイントがためられる利点があります。クレジットカードのポイント還元率は0.5%が平均的ですので、1%以上のカードを選べば、平均の2倍のポイントがためられる計算になります。
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カード払いに対応できる式場が増えてはいるものの、全ての式場で対応が可能とは限りません。式場によっては、一部はカード利用できるが、残りは現金というケースもあります。そのためまずは、「希望する式場でクレジットカード払いがそもそも可能か？」「使えるとしたら全額かまたは一部のみか？」を確認する必要があります。

また、クレジットカードは、「後払い」できるメリットがありますが、利用限度額があることに注意が必要です。「式場代は全部でいくらかかるのか？」「クレジットカードの利用限度額はいくらなのか？」を確認しましょう。

式場の費用が分かり、クレジットカード払いも利用できると分かったものの、その利用限度額を超えてしまった場合、どのように対処すれば良いのでしょうか。その際には、カード会社に連絡して利用限度額の引き上げを申請しましょう。

連絡すれば限度額がすぐに引き上がるわけではなく、「審査」を通過しなければなりません。審査の結果が分かるまで数日から1週間程度はかかりますので、式の直前に慌てて申請してもお支払いに間に合わない可能性もあります。カードの利用限度額の引き上げが必要になった時点で、早めにカード会社へ連絡しましょう。

結婚式は長い人生の中でも、特に大きなイベントで多くの費用がかかります。事前に費用を準備する大変さもあり、クレジットカード払いに対応する式場も増えつつありますが、全ての式場が対応できるとは限りませんので、式場探しの段階から、クレジットカード払いの可否、あるいはクレジットカードと現金払いの併用の可否など、支払方法についても確認しておきましょう。