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クレジットカードを作らず「ETCカードのみ」を発行することは可能?

なるほど豆知識 クレジットカードを作らず「ETCカードのみ」を発行することは可能?

記事公開日:2021年7月30日
最終更新日:2021年7月30日

有料道路を通行した際、料金情報のやり取りを自動的に行う便利なICカードである「ETCカード」。このETCカードの発行を検討している方の中には「ETCカードだけを発行したい」、「クレジットカードの機能はいらない」と考えている方もいるのではないでしょうか。結論からお伝えすると、クレジットカードを作らずに「ETCカードのみ」を発行することは可能です。ただ、「ETCカードのみ」を発行するよりも、クレジットカードを同時に作るほうがメリットが多くあります。なぜクレジットカードを同時に作るほうが良いのでしょうか?今回は「ETCカードのみ」発行できるカードについて、クレジットカードを同時に作るETCカードをおすすめする理由について詳しく解説します。

ETCカードの種類には何がある?

「そもそもETCカードはどういうカードなの?」「ETCカードの利用方法は?」という点が気になる方は、ETCカードの基本情報を記した「ETCカードの作り方や選び方とは?」のページをご参照ください。ETCカードの取扱方法から発行するメリットに至るまで、詳しく解説をしています。

本題に入る前に、ETCカードの種類について簡単に把握しておきましょう。

  • クレジットカード会社のETCカード
  • ETCパーソナルカード
  • このほか法人向けのETCカードもあります。

一般の方がご利用になるETCカードは、大きく分けて「クレジットカード会社のETCカード」「ETCパーソナルカード」の2種類が存在します。この中で、クレジットカードの発行が必要となるのは「クレジットカード会社のETCカード」ですが、結論から言えば、ETCカードの発行を検討している場合、「クレジットカード会社のETCカード」の発行がおすすめです。

「クレジットカード会社のETCカード」にだけクレジットカードが必要となることには、どのような理由があるのでしょうか?以下では、クレジットカード会社の特徴を踏まえつつ紹介します。

クレジットカード会社のETCカードにクレジットカードが必要となる理由とは?

クレジットカード会社のETCカードの発行を行う場合、クレジットカードの発行が必要となります。クレジットカードを発行せずに、ETCカードのみを作ることはできません。これは、クレジットカード会社のETCカードそのものに「決済を行う機能が備わっていない」ためです。例えば、高速道路の料金所を通過する時、ETCカードとクレジットカードは以下のように機能します。

カードの種類 役割
クレジットカード会社のETCカード 無線通信を通じて料金情報のやり取りをする
クレジットカード 通行料金の精算(決済)を行う

クレジットカード会社のETCカードは無線通信を通じて「料金精算に必要な情報を交信するカード」、クレジットカードは「通行料金を支払うカード」となるため、クレジットカードがないと通行料金を支払うことができないのです。ETCカードの発行を検討している方であれば、予備知識として「クレジットカード会社のETCカードとクレジットカードはワンセット」ということを留意しておきましょう。

なお、クレジットカード会社によっては「ETCカードの機能を有したクレジットカード」を提供しているケースもあります。これは、ETCカードとクレジットカードの機能を両方使える便利なカードですが、いずれにしても「ETCカードのみ」を発行することはできないのです。

ただし、先の項で紹介した通り「ETCパーソナルカード」であれば、クレジットカードを作らずに通行料金の決済を行うことも可能です。以下では、クレジットカードが不要のETCカードである、ETCパーソナルカードについて簡単に紹介します。

クレジットカードがいらないETCパーソナルカードとは

カード 運営 主なお支払方法 特徴
ETCパーソナルカード 高速道路会社 金融機関口座からの引き落とし カードの発行に審査が不要
デポジット(保証金)が必要

ETCパーソナルカード(ETCパソカ)とは、高速道路会社が共同で発行するETCカードで、指定した金融機関口座から通行料金の引き落としが行われる特徴があります。無線通信を通じて有料道路の料金情報をやり取りする点はカード会社のETCカードと同じですが、金融機関口座から料金の引き落としが行われる分、決済にクレジットカードが不要となります。

また、ETCパーソナルカードはクレジットカードのような審査をせずに、カードを発行できるという特徴があります。

年会費とデポジット(保証金)

ETCパーソナルカードは年会費に加えてデポジット(保証金)がかかります。発行後に1,257円(税込)の年会費が発生し、月々の利用料金に応じてデポジット(最低2万円)が必要となります。
そのため、有料道路の通行料金とは別に、最低でも21,257円を支払わなくてはなりません。手軽に発行できる点こそETCパーソナルカードのメリットですが、その反面、お金はかかってしまいます。「ETCカードのみ」の発行を検討している場合には、この費用感について念頭に置いておきましょう。

クレジットカード会社のETCカードをおすすめする理由とは?

冒頭にもお伝えした通り、「ETCカードのみ」を発行するよりも、クレジットカード会社のETCカードの方がメリットが多くあります。そのメリットについてご紹介します。

有料道路の通行料金以外のお支払いもまとめられる

ETCパーソナルカードは通行料金のお支払い以外の用途に使うことができません。一方で、クレジットカード会社が発行するETCカードであれば、クレジットカードに付帯し発行されるため、有料道路以外にもショッピングや宿泊費などさまざまなお支払いにクレジットカードを利用できます。また、有料道路の通行料金もまとめて支払うことができるので、支払いの管理をしやすくなるメリットがあります。

ロードサービスや保険などクレジットカードの付帯サービスを利用できる

クレジットカードは、カードごとに多彩なサービスが備わっていることが多い特徴があります。例えば、路上での事故や故障の際にレッカー牽引や修理を無料で依頼できる「ロードサービス」や、旅行中のケガを補償する「旅行傷害保険」、不正使用を補償する「紛失・盗難保障」などさまざまです。クレジットカードを作っておけば、ETCカードを付帯できるだけでなくこうした役立つサービスの利用が可能です。

ETCカードのポイントとクレジットカードのポイントが両方ためられる

ETCカードの利用では、ETCのマイレージサービスのポイントがためられます。ここでためたポイントは通行料金に使えます。さらに、クレジットカード会社のETCカードであれば、このETCのマイレージサービスのポイントに加え、クレジットカードのポイントもためることが可能です。たまったクレジットカードのポイントは、ギフト券への交換やマイルへの変換に使えます。このようにクレジットカード会社のETCカードであれば、両方のポイントをためられるので、よりおトクに利用できるメリットがあるのです。

デポジットが不要

ETCパーソナルカードの場合には、デポジット(保証金)として、先にお金が必要になります。デポジットのため、預けたお金がなくなることはありませんが、最初にお金を準備する負担が生じてしまいます。一方で、クレジットカード会社のETCカードの場合には、クレジットカード作成時の審査こそ必要になりますが、デポジットはかかりません。

上記を踏まえて考えると、ETCパーソナルカードよりもクレジットカード会社が発行するETCカードのほうが、機能性や実用性の面で優れていると言えるのではないでしょうか?ドライブやツーリングが好きで、ETCカードをよく利用する方にとっては、「安全安心な旅」「費用を抑えた旅」を実現するためにも、クレジットカード会社が発行するETCカードをおすすめします。

ETCカードはどうやって選ぶ?

今回は、ETCカードのみを発行できるのかどうかについて、詳しく紹介しました。ここまで紹介した内容を要約すると、以下の通りになります。

  • クレジットカード会社のETCカードはクレジットカードに付帯して発行される
  • ETCパーソナルカードであればクレジットカードは不要
  • 手軽な一方でETCパーソナルカードはデポジット(保証金)として先にお金を準備する必要がある
  • 発行するならクレジットカード会社のETCカードがおすすめ!

最後に「クレジットカード会社のETCカードを発行したい」という方に向けて、選び方についてご紹介します。選ぶ際に注目すべきはクレジットカードの種類です。ETCカードは基本的に1種類のため、クレジットカードの特徴に注目しましょう。クレジットカードごとに、付帯するサービスやポイント還元率などが決まっていますが、その中でも「付帯するサービス」に注目することで、おトクに利用することができるでしょう。

付帯サービスの1つ、「ロードサービス」では路上での事故や故障の際にレッカー牽引や修理を無料で依頼できたり、キー閉じ込みの対応や、バッテリー上がり・ガス欠時の対応をしてもらえたりします。車やバイクが好きな方や、よく利用する方の場合には、この「ロードサービス」が付帯したクレジットカードがおすすめです。

おトクで便利にETCカードを利用したい方は、オリコが提供する「オリコETCカード」を選択してみてはいかがでしょうか。

オリコETCカードは年会費無料!

  • 年会費無料
  • ETCカードのご利用でポイントがたまる
  • マイレージサービス等の各種割引サービスを受けられる

ETCカードは有料道路をキャッシュレスでスムーズに通過するための専用カードです。 ETCカードでの通行料金のお支払額に応じて付いたポイントを無料通行分と交換いただける、ETCマイレージサービス等、各種割引サービスが受けられます。

オリコのETCカードは、年会費無料です。発行の際に必要となるクレジットカードも、「車のドライブが好きな方向け」や「バイクのツーリングが好きな方向け」などに特化したクレジットカードをご用意しています。ETCカードに最適なおすすめクレジットカードは以下のページでも詳しく紹介しています。

ドライバーズアシストUPty

ロードサービス&ホームサービスを付帯したカード

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特長
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ライダーズアシストUPtyy

二輪専用ロードサービスを付帯したリボ払い専用カード

詳細・お申込み

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  • 1
    年会費は初年度無料!2年目以降は1,375円(税込)
  • 2
    24時間対応の二輪専用ロードサービス
  • 3
    最大2倍のポイント(スマイル)がたまる!

これからETCカードを作成される方はこちらの「ETCカードの作り方や選び方とは?無料のおすすめETCカード」もご参照ください。

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