独立行政法人国立美術館の施設で
訪日中国人向け電子決済サービス「アリペイ」を取扱開始
2018年8月13日
株式会社オリエントコーポレーション(東京都千代田区、代表取締役社長:河野 雅明、以下「オリコ」)と独立行政法人国立美術館(東京都千代田区、理事長:柳原 正樹、以下「国立美術館」)は、国立美術館が運営する施設において、訪日中国人向け電子決済サービス「支付宝(以下「アリペイ」)」(※1)の取り扱いを2018年8月14日(火)より開始いたします。
なお、国立の文化施設においてアリペイの導入は初であり、「東京国立近代美術館」に先行導入の後、「国立映画アーカイブ」、「国立西洋美術館」、「国立国際美術館」、「国立新美術館」へ導入いたします。
国立美術館は、東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、国立映画アーカイブ、国立西洋美術館、国立国際美術館、国立新美術館の6つの美術館を設置し、それぞれの館の特色にあわせた、個性豊かで多彩な活動を展開しています。
年々増加する訪日外国人に対するサービス向上のため、2017年から金・土曜日の夜間開館の拡充、作品解説や音声ガイドの多言語化(英中韓)対応など、美術館を訪れるインバウンド受入のための取り組みを強化しています。今回、チケットの円滑な購入を目的として、訪日中国人のニーズに対応した決済インフラの整備を図ります。
オリコは、訪日外国人の旅行消費額の38.7%を占める中国人(※2)のインバウンド需要を取り込むことを目的に、アリペイの日本での提供を2016年8月から開始しており、今後もアリペイの提供に加え、マーケティングツール「DISCOVER(ディスカバー)」(※3)の活用の促進などにより、提携各社の売上拡大に向けた支援を強化してまいります。
アリペイ決済フロー(イメージ)
スマートフォンに表示された「バーコード」を専用端末機等で読み取ることで決済が完了いたします。(サイン・暗証番号入力は不要)

- ※1中国のモバイル決済では50%以上のシェアを誇るなど中国国内で最も認知されている電子決済サービスです。
- ※2出典:「訪日外国人消費動向調査 2018年1-3月期の調査結果(速報)」(観光庁 2018年4月18日公表)
- ※3アリペイアプリ内にあるサービスのひとつで、アリペイ導入加盟店の詳細やお得な情報を調べることができるツールです。スマートフォンの位置情報機能を活用した店舗情報(住所・電話番号・地図等)やクーポン情報の掲載サービスの提供により、集客の増加が期待されます。