社員インタビュー

前職では、地方の金融機関で法人・個人営業を担当していました。しかし、外回りをしていた担当エリアでは、シャッターを下ろしたままのお店が増えていき、将来に不安を感じたことから、転職を考えるようになりました。
「この先も長く、お客様に求められ続ける仕事は、やりがいも大きいだろう」と考え、金融や医療、ITなど幅広い業界を選択肢に挙げて、数社の面接にものぞみました。しかし、やはり金融機関に勤めた5年間で身に付けた知識を、新しい職場でも活かしたいと思い、最終的に金融業界に絞ることにしたのです。
その中でもオリコを選んだ決め手は、多種多様な商品を取り扱っていて、お客様の幅広いニーズに応えられると思えたことです。また、面接してくださったのは今の管理統括部長で、フランクで雰囲気が非常に良く、そこで働く人々や企業風土に惹かれました。さらに、面接後に支店の職場見学をして、自分が働く環境をイメージできたことが安心につながり、入社を決断しました。

所属するのは大宮管理センターの3次カウンセリングⅢチームで、お支払いに3カ月以上の遅れが発生したお客様の対応を行う部署です。私が主に担当するのは車両の引き揚げで、車両の分割支払いが滞っているお客様に対して、一括でご精算いただくか、車両を引き渡していただき残高に充当することを検討いただけるよう交渉します。
初めは大変な業務だというイメージを持ちましたが、充実した研修と先輩社員のサポートがあり、安心して交渉業務を始めることができました。また、督促交渉という言葉から連想されるような重い雰囲気はまったくありません。支店内の雰囲気は明るく、メンバー全員が目標に向かって取り組んでいる環境で、 良い意味でギャップを感じています。
業務で大切にしているのは、お客様に寄り添うことです。まずは、お客様の言葉に耳を傾けて状況をヒアリングします。その上で、お客様の意向に寄り添いながら「どのような条件であれば、今後の返済が可能か」を一緒に考え、より良い解決策の提案を心がけてきました。私の対応を通じて、お客様が納得してお支払いを継続していただけるようになったときや、「電話して良かった」という言葉をいただけたときは、大きな喜びを感じます。

大宮管理センターは、圧倒的に女性が多い上、男性も物腰の柔らかい方ばかりで、私としては働きやすい環境だと思います。チームのリーダーの中には、時短勤務の方もいらっしゃいますが、それでも仕事をちゃんと回しています。何かあれば、他のパート社員の方や正社員の方がフォローする体制ができているので、安心です。
3次新管チームは毎週火曜日・木曜日は電話の受付時間が長く、基本的には社員が対応しているのですが、それ以外の日は各自のペースで仕事をしています。チームメンバーの希望を聞いてからシフトを組んでいますので、その点でも働きやすいです。私は毎週水曜日に習い事へ通っていて、早く帰らせてもらえるように調整していただいています。
上司との距離感も近く、わからないことや困っていることがあれば、すぐに先輩や上司に相談できます。大宮管理センターの支店長にも、役職名ではなく「さん付け」でかしこまらずにお話ができるなど、雰囲気が良い職場環境です。

今後も、先輩たちから業務ノウハウを学びつつ、自分の業務スキルを高めていきたいです。そして、チームメンバーが急にお休みした場合にも、主担当以外の業務に対応できるようにするなど、知識やスキルの幅を広げる努力を重ねていきます。車両の引き揚げだけではなく、対応できる業務を増やしていくことが目標です。
今はまだ先輩方を頼ってばかりです。しかし、たくさんの経験を積んで、いずれは周りから頼られる人になり、少数精鋭のチームで仲間のフォローができる人材になりたいと思います。
また、私は通常業務のほかに、社内の委員会であるCX分科会でサブリーダーを務め、支店全体で「お客様のために」という意識の向上を目指して活動してきました。お客様から「対応が良くなった」といったお声をいただくと、非常にうれしい気持ちになります。この活動によって、徐々に社員の意識に変化が生まれてきました。今後もさらなる意識改革を目指して、引き続き取り組んでいきたいと思います。