東日本大震災ボランティア活動

1日目は毎回訪問している気仙沼市唐桑町でホタテ籠の解体作業と牡蠣の洗浄作業を行いました。ホタテ籠を廃棄するには金具と網を分別することが必須のため、解体作業が必要となり人手と時間を要する作業です。数多くの籠がありましたが、参加者全員で作業を進めました。牡蠣の洗浄作業では実際に舟で養殖場へ行き、筏につるしている牡蠣を引き上げ、洗浄する作業を行いました。
2日目は南三陸町志津川でわかめ・こんぶの養殖業を営む漁師さんの作業場を訪問しました。こんぶを結びこんぶに仕上げる作業を行いました。志津川地区のこんぶは震災後、津波で大きな被害をもたらしましたが、その反面、海が浄化されたことで良質なこんぶの育成につながり、今では最上級品として全国に知れ渡るようになったということでした。受け入れ先の漁師さんは普段ひとりで収穫から加工作業を行っており、参加者を快く受け入れていただき、作業中は震災時の状況や現状の課題、養殖業に関するさまざまなお話を伺うことができました。

1日目は気仙沼市唐桑町で養殖業のお手伝いをしました。内容は牡蠣の収穫作業・種付け作業・抑制作業です。収穫作業と抑制作業では実際に舟で養殖場へ行き、活動を行いました。種付き作業では、種付かきがついたホタテ貝を1本10m程度のロープに20cm間隔でくくりつけ、ロープを筏（養殖場）に吊るしました。作業中や合間には震災時の状況や養殖業に関するお話などを聞くことができました。
2日目は南三陸町戸倉地区のネギ農家を訪問し、畝の間に生えている雑草を除去する活動を行いました。出荷1ヵ月前のネギが植えられており、雑草を機械で取り除くことができない為、どうしても人手が必要となる作業です。周辺は大規模な工事も行われており、被害の大きさと復興の状況を感じることができました。

1日目は前回と同様に気仙沼市唐桑町で養殖業のお手伝いをしました。まず養殖に使用し再利用ができないカゴの解体作業を行いました。廃棄・分別にあたり、網と金属部分をひとつひとつ手作業で解体する必要があります。続いて帆立の殻に小さな穴を開け、アクリル紐に括り、ロープに結び付ける耳吊り作業を行いました。耳吊りした帆立はこの後、養殖場のいかだに吊るし、養殖されます。その他実際に漁師の方の漁船に乗り、牡蠣の収穫のお手伝いをしました。
2日目は南三陸町歌津地区のネギ農家を訪問しました。
ビニールハウス内で育てられているネギの苗の下から生えてくる雑草を取り除く作業や、出荷前のネギの根を取る作業を行いました。
どちらも多くの人手を必要とする作業で、停滞していた作業も進み、助かりましたとのお言葉をいただきました。
作業の中で震災時の状況や復興についてのお話も伺うことができました。