海外でのカード利用でよくあるトラブル
海外旅行ではクレジットカードが大変便利ですが、利用の際にはいつも以上に注意が必要です。慣れない異国の地でのカードご利用で、よくあるトラブルをご紹介します。
Check 1お支払いは現地通貨?日本円?
お支払いをするとき、「現地通貨にしますか、日本円にしますか?」と店員から尋ねられることがあります。このときお支払いを日本円にすると、その場で請求金額が確定するので安心・便利ですが、現地通貨を選択する場合より割高な金額で請求されてしまうケースがあります。
Check 2その売上票、サインをする前によく確認!
売上票にサインをしたら、その分はお客さまのご利用分として売上が成立してしまいます。サインの前に、売上票の金額、税金、合計金額、通貨単位、チップ代なども必ず確認しましょう。
- チップ代にご注意を!
売上票のチップ欄が空欄のままサインをしてしまうと、チップ代が勝手に上乗せされて請求される場合があります。
万一、売上票の間違いに気づいた時や、商品をキャンセルするときは、その売上票をすべてその場で破棄してもらってください。売上票の記入にカーボン紙を使用しているときは、その紙も同様に破棄してもらいましょう。
Check 3「このカードは使えません」と言われたら
お支払いをするとき、「回線障害等でカードが使えない」とか、明確な理由もなく「このカードは使えない」などと言われたときには、お店から直接カード会社(オリコカード)に連絡してもらうようにお申し出ください。
オリコカード
Check 4現地精算額とカードの請求額が違う!?
チェックインの際に提示したオリコカードに、現地精算が間に合わなかった代金が後日上乗せまたは別途追加で請求されることがあります。
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※例えば…ホテルやクルーズでの電話代、冷蔵庫・ミニバー、クリーニング代の他、レンタカー利用時のガソリン代、修理代、交通違反の罰金、現地での任意加入の保険料、返却延長料金などは後日請求されることがあります。
これらは売上票にサインがなくても請求され、かつ請求は数ヵ月後まで遅れることもあります。
また、現地で現金精算したものが後日カードに重複請求されることもありますので、領収書は必ず保管しておきましょう。
Check 5泊まらなかった日の部屋代を請求された!?
予約したホテルへ連絡せずに宿泊しないと、「NO SHOW(=すっぽかし)」とみなされて、ホテル規定の部屋代を請求されます。キャンセルは早めに連絡しましょう。レンタカーの予約も同様です。
また、キャンセルする場合には、キャンセル番号、担当者の名前、キャンセルした日時を必ず控えておくようにしましょう。
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※例えば…予約したホテルの宿泊日を7/21から8/15に変更する場合、「8/15に宿泊予約します、7/21の予約はキャンセルします」と、明確に伝えましょう。
Check 6写真入りIDの提示
海外でクレジットカードをご利用する場合、ご本人さまだと確認できる写真入りID(パスポート等)の提示を求められることがあります。