自動車学校・教習所の費用はクレジットカードで支払いはできるの？

自動車教習所に通うには、入学金や教習費、教材費などを支払うためのまとまった現金が必要になるため、クレジットカード払いに対応を始めた自動車教習所もあります。クレジットカードなら手元に現金がなくても後払いが可能なので大変助かりますが、カードの支払回数は教習所によって異なります。1回払いのみ受け付けている教習所のほか、分割払いやリボルビング払いも可能な教習所もあるので、通学しようと考えている教習所で(1)クレジットカード払いが可能か、(2)支払回数は何回かの2点を確認しましょう。

教習所には、自宅から通う「通学型」と、宿泊しながら集中的に教習を受ける「合宿型」があります。教習にかかる費用としては、通学型も合宿型も30万円前後の費用が必要になります。

上記で紹介した料金は、おもに入学金や適性検査料、学科教習料、技能教習料、教材費などの「教習費」ですが、教習が進む中で追加教習が必要になることや、卒業検定に合格できずに、もう一度検定を受ける場合など、追加料金が発生する場合もあります。

教習費の支払いはいつまでに完了すれば良いのでしょうか。支払いのタイミングについては、教習所ごとの取り決めに従うことになりますが、ほとんどの教習所では(1)申込時(2)入校日の前日まで(3)入校日の当日まで(4)教習を受けるごととなっています。支払時期についても、通学予定の教習所へ確認を取りましょう。

前述したように教習所に通うには、30万円前後の現金が必要になります。しかし、まとまった現金が手元になくても、クレジットカードなら後払いが可能です。利用金額に応じてポイントが還元されるので、30万円ほどの高額利用ならポイントが一度にたまるメリットがあります。またクレジットカードを持つことで有料高速道路を便利に利用できるETCカードにも申込むことができます。

ポイント還元率はクレジットカード会社によって異なり、その多くが0.5％程度となっておりますが、オリコの「Orico Card THE POINT（オリコカード ザ ポイント）」は、ポイント還元率は常時1％。さらに、入会後6ヵ月間は2％という還元率のクレジットカードです。

免許を取得すれば、高速道路などの有料道路を利用する機会もあるかもしれません。有料道路から降りる際、支払いを済ませようと料金所で車が渋滞する場面をテレビなどで見かけますが、渋滞に巻き込まれずノンストップで降りられる便利なカードが「ETCカード」です。

ETCは、料金所付近の渋滞を緩和することを目的とした有料道路自動料金収受システムです。料金所に設置した道路側アンテナと、車両に装着した車載器とETC専用のICカードを使って無線通信で料金情報をやりとりすることにより、利用者は料金所をノンストップ（約20km/h以下）で通過することができます。

ETCシステムを利用して有料道路を通行した際に、通行料金を精算（決済）するためのICカードです。一般的にクレジットカードに紐付け支払いを行うため、ほかのクレジットカードの利用と同様に決まった引落日にまとめて支払いをすることになります。ETC専用レーンで使うカードが、もし「前払い」のカードなら、チャージしている料金が足りなくなった場合にETC専用レーンで足止めされ、後続車を巻き込む事故になる可能性があります。そうならないよう、ETCカードの多くは後払いとなるクレジットカードと紐付けているのです。

ETCカードには特定の時間帯に利用すると、「ETC割引」が適用されるほか、高速道路などの通行料金のご利用額に応じてポイントがたまり、そのポイントを無料通行分と交換できる「ETCマイレージサービス」があります。また、上記で述べたようにETCカードのお支払いは一般的にクレジットカード決済のため、クレジットカード会社のポイントもためることができます。

このようにETCカードを使えば、渋滞しがちな料金所もスムーズに通ることができ、走った分だけポイントもたまるメリットがありますので、免許を取得した際には、ETCカードを持っていると便利です。

なお、オリコカードをお持ちの方は、ETCカードを年会費無料でおつくりいただけます。

オリコのETCカード

今回は、自動車教習所におけるクレジットカード利用について紹介しました。教習所に入学するにはまとまった現金が必要ですので、現金一括で支払うのが難しい人には、クレジットカードでの支払いに対応する自動車学校もあります。各教習所によってクレジットカードの利用可否、支払回数などが異なりますので、入学する際には、利用できるカード会社、支払回数をしっかり確認をしてからお申込みの手続きを取りましょう。