新社会人はクレジットカードを持っておくと安心!初めてのクレジットカード選びに知っておきたいポイントを解説!
記事公開日:2024年5月14日
最終更新日:2024年5月14日
新社会人になることをきっかけに、クレジットカードを持つべきか悩む人も少なくありません。若年層の約7割がクレジットカードを持っているという調査結果もあり、20代前半の保有率は上昇傾向にあります。この記事では、クレジットカードを作る際の注意点やポイント、新社会人が抱えがちな不安や疑問を踏まえ、クレジットカードを持つメリットや選び方を分かりやすく解説します。
新社会人でもクレジットカードを発行できる
社会人経験の有無に関わらず、審査を通過することでクレジットカードを発行できます。新生活が始まると予期せぬ出費が発生することもありますが、クレジットカードを1枚持っていれば柔軟に対応できます。審査では年収だけでなく他の要素も考慮されるため、働き始めて間もない場合でも審査に通る場合があるのです。
若年層の約7割がクレジットカードを所持している
一般社団法人日本クレジット協会が公表した、「令和4(2022)年度『クレジットカードに関する若年者向けアンケート』調査結果」によると、18歳~25歳の男女のうち約67%が「現在クレジットカードを持っている」と答えています。この結果から、多くの若年層が少なくとも1枚はクレジットカードを所有していることがわかります。また、初めてクレジットカードを持った年齢は18歳が28%、19歳が21%で、20歳未満でクレジットカードを持ち始める人は全体の49%に上ります。これらの調査結果から、20歳未満のクレジットカード保有者は珍しくなく、多くの人にとっては一般的なことになっていることが伺えます。
入社前でもクレジットカードにお申込みできる
クレジットカードは入社後に作ることをおすすめしましたが、入社前でも申し込むことは可能です。満18歳からであれば、入社前でもクレジットカードのお申込みができます。利用可否は審査によって判断されます。肩書自体が直接的に審査の結果に影響を与えるわけではないので、肩書にかかわらず、必要なタイミングで作成するのが良いでしょう。
新社会人に役立つクレジットカードの活用シーン
社会人になったタイミングでクレジットカードを持つと、どんな時に活用できるのでしょうか。ここでは、クレジットカードが役に立つ3つの理由を解説します。
- いろいろお金がかかる新生活で支出の管理ができる
- クレジットカードの利用実績を早い段階で積める
- 知っておくと便利!ポイントをためておトクに支払いが可能
それぞれ、順番に見ていきましょう。
1. いろいろお金がかかる新生活で支出の管理ができる
新社会人として生活を始める際、出費が重なることが予想されます。例えば、社会人になると同時に一人暮らしを始める人も多いでしょう。新生活には、以下のような出費が生じます。
- 引越し(引越し移動費用や入居初期費用)
- 家具の新調
- 日用品の購入
- 勤務に必要な衣類の準備
- 交際費
- 光熱費
- 食費
クレジットカードを持っていると、毎回現金を用意する必要がないだけでなく、クレジットカードで支払いをすることで支出の管理をしやすくなります。また社会人になると、歓迎会や接待などで会計を任されることもあるでしょう。クレジットカードを持っていれば、手元に現金がなくてもスムーズに対応できます。さらに、クレジットカードには付帯サービスが用意されています。例えば、「Orico Card THE POINT」では、国内外のレンタカー予約サービスや格安航空券の予約サービス、海外旅行保険などの付帯サービスがあります。このような付帯サービスを利用して、旅行や出張の際にもおトクにサービスを受けることができるのです。
2. クレジットカードの利用実績を早い段階で積める
新社会人がクレジットカードを利用すると、若いうちから利用実績を積むことができます。この実績は「信用情報」とも呼ばれます。
「信用情報」とは、クレジットカードやローンの利用履歴とそれに基づく情報を指します。金融機関は、利用者の支払い能力を判断する際にこの情報も考慮して判断します。過去のお支払状況や、お支払遅延が合った場合にはその履歴も信用情報に記録されます。遅延を繰り返したり、長期遅延したりすると、使っているカードが利用停止になるだけでなく、強制的に解約され、その情報も信用情報として記録されるためルールを守って利用する必要があります。
3.知っておくと便利!ポイントをためておトクに支払いが可能
多くのクレジットカードにはポイント還元機能が備わっており、頻繁に利用するほど支払いがおトクになります。クレジットカード会社にもよりますが、ポイントはお支払分に充てられるほか、商品券に交換することが可能です。なお、オリコのクレジットカードでは、たまったポイントをさまざまなポイントサービスに交換してご利用いただけます。
新社会人で初めてクレジットカードを持つときの注意点3つ
クレジットカードは便利なツールである一方で、新社会人が初めて持つ場合には、いくつかの注意点を理解しておく必要があります。ここでは、主な注意点を3つピックアップしました。
- (1)利用履歴をこまめに確認して使いすぎに注意する
- (2)クレジットカードのお支払日を把握しておく
- (3)支払方法の設定を確認しておく
順番に解説していきます。
01利用履歴をこまめに確認して使いすぎに注意する
クレジットカードは手元に現金がなくても買い物ができるため、使いすぎるリスクがあります。クレジットカードを使い始めたばかりの際は、自分の支払能力を超える利用を避けた適切な管理が必要です。ほとんどのクレジットカードには、スマートフォンアプリや公式サイトで利用明細を確認できますので、定期的にチェックする習慣を身に付けましょう。この習慣があれば、自身の消費傾向を理解し、使いすぎを防ぐことにつながります。 オリコでは、eオリコよりご利用明細をご確認いただけます。
02クレジットカードのお支払日を把握しておく
クレジットカードには、引き落としが行われる「お支払日」が定められています。お支払日までに、引落口座に十分な残高があるか確認することが重要です。もし引き落とし時に口座残高がお支払金額よりも不足している場合、クレジットカードの利用規約に基づきカードの強制解約につながったり、支払遅延による損害金が発生したりします。お支払日が近づいたら、アプリなどを利用してクレジットカードのお支払金額を確認し、口座残高が不足していないかチェックしましょう。
03支払方法の設定を確認しておく
クレジットカードのお支払方法には、複数の種類があります。主な方法としては次の3つが挙げられます。
- 一括払い
- 分割払い
- リボ払い
これらのお支払方法は、店舗やオンラインショップでの会計時に選択可能です。3回以上の分割払いやリボ払いを選ぶと、手数料が発生します。リボ払いは、毎月のお支払金額を一定にできますが、ご利用方法によってはご利用残高の増加や、お支払期間の長期化にもつながります。ご利用明細を確認して、計画的に利用しましょう。
新社会人がクレジットカードを選ぶときに見るべきポイント3つ
クレジットカードを選ぶ際、新社会人は以下の3つを特にチェックすることが大切です。これらはクレジットカード選びの際の重要なポイントですので、事前にしっかりと理解しておきましょう。
- 年会費が発生するか
- ポイントの還元率が高いか
- 国際ブランドの種類
順に詳しく解説します。これからクレジットカードを選ぼうとしている方は、これらのポイントを押さえつつ、検討してみてください。
01年会費が発生するか
クレジットカードは、「年会費無料のカード」と「年会費がかかるカード」の2つに大別されます。年会費とは、クレジットカードを利用するために年に1度お支払いする費用のことを指します。この年会費はカードによって異なり、無料のものも多く存在します。年会費無料のクレジットカードなら、所有しているだけでは費用は発生しません。そのため、コストを抑えたい新社会人には特におすすめです。
02ポイントの還元率が高いか
クレジットカードのポイント還元率は、クレジットカードのご利用代金に応じてポイントが付帯される割合のことを指します。この還元率が高ければ高いほど、同じ利用額でより多くのポイントが得られ、おトクです。ためたポイントは、カード会社によって異なる方法で使用できます。例えば、他のポイントサービスへの移行、キャッシュバック、特定の店舗やサービスでの利用などがあります。オリコには、年会費無料でポイント高還元率の「Orico Card THE POINT」があり、還元率は1.0%以上(入会から半年間は2.0%)となっています。年会費が無料でありながら高還元率を誇るこのカードは、新社会人の最初のクレジットカードとしておすすめです。
カード名 |
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オリコカード ザ ポイント |
オリコカード ザ ポイント アプティ |
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最初に持つならこの1枚。入会後6ヵ月間はポイント還元率2%にアップ! | 毎月のお支払額を 自由に設定したい方向け! 入会後6ヵ月間はポイント還元率2%にアップ! |
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年会費 | 無料 | 無料 |
ポイント還元率 | 常時1.0% 入会後6ヵ月間は2.0%※
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常時1.0% 入会後6ヵ月間は2.0%※
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03国際ブランドの種類
クレジットカードの国際ブランドには、MastercardやVisa、JCBなど主に5種類あり、それぞれに特徴があります。
利用するお店の加盟先によって決済に利用できる国際ブランドが異なるため、どのお店で頻繁にカードを使用したいかに応じてブランドを選ぶと良いでしょう。初めてクレジットカードを作る場合は、国内シェアが高く加盟店が多いMastercardかVisa、JCBを選ぶと便利です。
新社会人がクレジットカードに申し込むときのポイント3つ
新社会人がクレジットカードに申し込む際、知っておくべき注意点を3つ紹介します。
- 新社会人でもお申込みの際は年収を記載する
- 職業欄の入社前と後で書き方が異なる
- 入社前から利用しているクレジットカードは情報を更新する
これからクレジットカードの取得を考えている方は、お申込前にこれらのポイントを確認しておくと良いでしょう。
01新社会人でもお申込みの際は年収を記載する
新社会人がクレジットカードを申し込む際、入社予定年の見込み年収を記載しましょう。例えば、月収が20万円であれば、年収の欄には240万円と記入します。ボーナスの支給が見込まれる場合、その額も合わせて記載します。年収の欄には手取り額ではなく総支給額を記入しましょう。
02職業欄は入社前と後で書き方が異なる
新社会人は、入社前後で職業属性が異なるため、職業欄には現在の状況に合わせた記載が必要です。内定を得ていても、実際に学生である間は「学生」と記入しましょう。新社会人の場合、4月に入社して5月にお申込みをする場合は「勤続0年1ヵ月」と記入します。属性情報や勤続年数を誇張すると虚偽申告とみなされます。必ず正確に記入しましょう。
03入社前から利用しているクレジットカードは情報を更新する
学生時代に作成したクレジットカードを所有している場合、入社後には職業欄などの情報更新を忘れずに行いましょう。住所、勤務先、年収など変更が生じた項目は、適宜最新の情報に更新します。学生時代のクレジットカードは社会人になっても引き続き使用可能で、再発行や返却の必要はありません。ただし、学生専用のクレジットカードを利用していた場合は再発行が必要な場合があります。また、情報を最新の状態に保たないと、郵便物が届かない、カード会社からの連絡が取れない、ご利用可能枠の引き上げができないなどの問題が生じます。
新社会人はクレジットカードを1枚持っておくのがおすすめ
新生活が始まると急な出費が増えることが予想されるため、現金が手元になくてもお支払いが可能なクレジットカードを1枚持つと安心です。ただし、クレジットカードを申し込む前には、その仕組みや注意点を十分理解しておくことが大切です。社会人や学生でクレジットカードについて詳しく知りたい場合は、以下のページをチェックしてみてください。
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