国民年金保険料はクレジットカード払いができる!メリットや注意点とは?
記事公開日:2021年05月25日
最終更新日:2024年03月24日
国民年金もクレジットカードで支払いできることを知っていましたか?クレジットカード払いなら、納付忘れを防げるうえ、クレジットカード会社のポイントをためられるメリットがあります。今一度支払方法を見直し、おトクに便利に国民年金を支払いしていきましょう。
国民年金のおさらい
そもそも国民年金はどのような制度なのでしょうか?
国民年金は、日本国内に住む20歳以上60歳未満のすべての人が加入して、社会全体で支え合う公的な保険制度です。若いうちに国民年金の保険料を支払っておくことで、定年後など老齢になった際にご自身の生活を保障する年金を受け取ることができます。また、現在私たちがお支払いしている国民年金保険料で、年金を受給している高齢者世代などの生活を支えています。
前納すれば最大約15,000円割引になる!
国民年金は毎月お支払いすることもできますが、2年分まで前倒しで納付することが可能です。前納すると割引を受けることができ、2年分の前納で最大約15,000円が割引されます。割引額は以下の通りです。
前納の期間 | 保険料額 | 割引額 |
---|---|---|
1ヵ月(前納なし) | 16,610円 | - |
6ヵ月 | 98,850円 | 810円 |
1年 | 195,780円 | 3,540円 |
2年 | 383,810円 | 14,590円 |
-
※令和3年度の現金・クレジットカード払い時の保険料です。
おトクに納付するため、ぜひ前倒しの納付を検討してみてはいかがでしょうか。
国民年金のお支払方法とは?
国民年金の保険料をお支払いする方法は、3種類あります。
納付書「領収(納付受託)済通知書」でのお支払い
納付書を使って、保険料をお支払いする方法です。金融機関や郵便局、コンビニエンスストアなどに納付書を持参し、納付書をもとにお支払いします。その際には現金でのお支払いの他、電子納付でお支払いする方法もあります。電子納付では、インターネットバンキングやATMを活用してPay-easy(ペイジー)というシステムで納付します。
口座振替でのお支払い
金融機関の口座から自動で引き落としするお支払方法です。口座振替ご利用の手続きは、ご利用口座をお持ちの金融機関、もしくは年金事務所の窓口にお問合せください。
口座振替の手続きに必要なもの
- 国民年金保険料口座振替納付(変更)申出書兼国民年金保険料口座振替依頼書
- 基礎年金番号のわかるもの(年金手帳や納付書など)
- 口座番号のわかるもの(預貯金通帳またはキャッシュカード)
- 届出印(通帳に使っている印鑑)
手続きに必要な書類は以下からダウンロードしてお使いください。
日本年金機構「国民年金関係届書・申請書一覧」
クレジットカードでのお支払い
クレジットカード払いの場合も、口座振替と同様にあらかじめ申請が必要です。クレジットカード払いを利用する際は、お近くの年金事務所の窓口にお問合せください。なお、一度申請をすれば、翌月以降のお支払いもクレジットカード払いになり、自動的に支払われます。
クレジットカード払いの手続きに必要なもの
- 国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書
- 基礎年金番号のわかるもの(年金手帳や納付書など)
- ご利用予定のクレジットカード
- 国民年金保険料クレジットカード納付に関する同意書(被保険者とクレジットカード名義人が異なる場合)
手続きに必要な書類は以下からダウンロードしてお使いください。
日本年金機構「国民年金関係届書・申請書一覧」
クレジットカード払いがおトクで便利!3つのメリットとは?
メリット1未納付を防ぎやすい
先ほどお伝えしたように、あらかじめクレジットカード払いにする旨を申請しておくと、翌月以降のお支払いも、クレジットカード払いとなります。自動的に支払われますので、お支払いが簡単になるだけでなく、納付忘れを防ぎやすくなるメリットがあります。納付書を使用してお支払いをする場合には、ついうっかりお支払いを忘れるといったケースも考えられますが、クレジットカード払いにしておけば納付忘れの心配もなく安心です。
オリコではeオリコやeオリコアプリを活用すれば、ご請求が確定する前のご利用金額を確認できます。
メリット2支出を管理しやすくなる
日用品のお買い物、趣味での出費、税金の納付など、日々さまざまなシーンでお支払いが発生しています。国民年金保険料のお支払いも含め、こうした出費をクレジットカードに統一しておけば、お支払いをまとめて管理することができて便利です。クレジットカードの明細を活用すれば、何にお金を使ったか把握でき、家計簿をつける手間も不要になるかもしれませんね。
メリット3ポイントがたまる
クレジットカードを利用すれば、クレジットカード会社のポイントがたまります。毎月発生する固定費のお支払いで、ポイントがたまるのは嬉しいメリットでしょう。年間で約20万円もお支払いするものですから、ぜひクレジットカード払いを検討してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、クレジットカードによってポイント還元率は異なります。このポイント還元率が高いクレジットカードをお支払いに使うことで、さらにポイントをためやすくなります。賢くお支払いするコツとしてぜひ覚えておいてください。
クレジットカード払いをする際の3つの注意点とは?
注意点1事前申請が必要
国民年金保険料のお支払いをクレジットカード払いにする場合、事前に申請が必要です。手続きには2ヵ月程度かかるため、クレジットカード払いを利用する際には事前に余裕を持って申請しましょう。
手続きに必要な書類等は「国民年金のお支払方法とは?」の段落でも紹介していますので、こちらをご参照ください。
注意点2ご利用可能枠を超えるとお支払いができない
クレジットカードには、ご利用可能枠が設定されています。クレジットカードをお買い物やキャッシングで使い、上限金額を超えてしまった場合は、それ以上使うことはできません。それにより、国民年金保険料のお支払いができなくなってしまうケースがあります。ご利用可能枠と、ご利用残高については、都度確認するようにしておきましょう。
注意点3クレジットカード情報を変更したら手続きが必要
登録情報を変更する、クレジットカードの紛失でカード番号が変わるといったように、クレジットカード情報が変更となる場合には、日本年金機構に申請が必要になります。
なお、有効期限が変更になった場合には基本的にはクレジットカード会社から日本年金機構に通知されます。ただし、一部、有効期限の変更の際に、日本年金機構に通知されないクレジットカードもあるため有効期限変更に伴い新しいクレジットカードが届いた際は一度ご確認することをおすすめします。
クレジットカード払いにするなら「ポイント還元率が高い」「ポイントが使いやすい」カードがおトク!
「国民年金のお支払いにクレジットカード払いも検討してみようかな…」と思った時、どのクレジットカードでお支払いするかが重要です。どのクレジットカードによって、たまるポイントが異なります。「とりあえず、現在使っているカードでいいか」と決めるその前に「ポイントがたまりやすいかどうか」、「ポイントが使いやすいかどうか」をチェックしてみましょう。ポイント還元率や使いやすさは、クレジットカードによって異なります。
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