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税金はクレジットカードでお支払いが可能!クレジットカード納付ができる税金をご紹介

なるほど豆知識 税金はクレジットカードでお支払いが可能!クレジットカード納付ができる税金をご紹介

記事公開日:2024年2月8日
最終更新日:2024年2月8日

税金を納付する際、クレジットカード払いができたら便利ですよね。クレジットカードが使えたら、納付のために現金を持ち歩く必要はありませんし、支出の一元管理にもつながります。この記事では、税金のクレジットカード払いについて解説しています。クレジットカードが使える税金の種類やメリット、見落としがちな注意点などをご紹介します。税金の納付に使えるおすすめのクレジットカードもご案内していますので、ぜひ最後までご覧ください。

税金はクレジットカード払いができる

税金は、クレジットカードによる納付が可能です。国税は国税庁長官が指定した納付受託者へ、地方税は各自治体が指定した納付受託者へ納付を委託することで、クレジットカード納付ができます。
国税は「国税クレジットカードお支払サイト」から、地方税は「地方税お支払サイト」からそれぞれお支払いが可能です。

ただし、全ての税金がクレジットカード払いに対応しているわけではありません。例えば、下記のケースは、直接現金納付が必要になります。

  • 法令の規定により印紙を貼り付けて納付しなければならない場合
  • 領収証書が必要な場合

上記の他、納付する税目がクレジットカード払いに対応していない場合や、支払可能条件もあるので、事前に確認しておきましょう。

クレジットカード払いできる税金の種類

税金は、大きく「国税」と「地方税」に分類されます。クレジットカード払いによって納付できる税金の税目は多岐にわたります。

クレジットカード納付ができる税金の一例は下記の通りです。

クレジットカード納付ができる税金例
国税 法人税、相続税、贈与税
地方税 住民税、固定資産税、自動車税

クレジットカードによって納付できる国税の種類は、国税クレジットカードお支払サイト別ウィンドウで開きますから確認が可能です。一方で地方税に関しては、納付先の自治体によって異なります。詳しくは、各自治体のWebサイトをご確認ください。

クレジットカードで納付するメリット

クレジットカードで税金を納付する主なメリットは、次の4点です。

  • 一括でお支払管理ができる
  • 24時間いつでもお支払いができる
  • ポイントがたまることもある
  • 現金を持ち歩くリスクが減る

一括でお支払管理ができる

税金をクレジットカードでお支払いすると、家計の一元管理に役立ちます。クレジットカードは、利用した履歴が利用明細として記録されるためです。利用明細を参照すれば、いつ、どの税金を、いくら納税したのか把握できます。

クレジットカードを活用すれば、税金以外の支出を一元管理できます。そのためには、公共料金、食費、通信費など、あらゆる支出を1枚のクレジットカードでお支払いするのがおすすめです。クレジットカードの利用明細はオンライン化が進んでいるため、スマホやパソコンで支出を手軽に確認できるメリットがあります。

24時間いつでもお支払いができる

クレジットカード払いにすることで、24時間いつでも税金の納付ができるようになります。金融機関窓口や税務署でのお支払いは、利用できる時間帯が限られます。例えば、銀行窓口に納付書を持参して納付する場合、銀行窓口の営業時間内(一般的には、平日の9時から15時)の間に来店する必要があります。銀行法施行規則に営業時間が記載されているためです。土日休みの会社員にとっては、平日の日中に銀行に行くことはハードルが高いのではないでしょうか。

クレジットカード払いに必要なものは、インターネットに接続できる環境と納付書とクレジットカードです。必要なものさえ用意できれば、時間や場所の制限はありません。そのため、たとえ土日の深夜でも、インターネットが利用できれば税金の納付が可能です。

なお、e-Taxについては、曜日や時期によっては利用可能時間が異なる場合があります。また、納税サイトのメンテナンスの際は、一時的に利用できないケースもあります。クレジットカードで24時間納付できるとはいえ、納付期限内に余裕をもって手続きを済ませるようにしましょう。

ポイントがたまることも

税金のクレジットカード払いの大きなメリットとして、ポイントがためられる点が挙げられます。クレジットカードの多くは、ご利用代金に応じてポイントやマイルなどが付与されます。たまったポイントは、買い物や旅行などで利用可能です。税金にはいくつか種類があります。税金をトータルすると、大きな金額になるので、付与されるポイント数もそれに応じて増えていきます。

なお、税金の納付に対するポイントの付与条件は、クレジットカードによってさまざまです。税金の納付ではポイントがたまらないクレジットカードや、税金の納付に対して還元率が低く設定されたクレジットカードも存在します。税金のお支払いによるポイント還元率については、クレジットカード会社に問い合わせてみましょう。

現金を持ち歩くリスクが減る

税金をクレジットカードで納付すれば、現金を持ち歩くリスクが減ります。納付書を使って銀行や郵便局などで納付する場合、お支払方法は現金のみです。そのため、まとまった金額の現金を持ち運ぶ必要があります。現金の持ち運びは、紛失や盗難といったリスクがあり、犯罪につながるかもしれません。

一方で、クレジットカードで納付する場合は、現金の持ち運びは不要です。また、納付書を持って金融機関に出向く必要もありません。そのため、クレジットカードを利用すれば、現金で納付する場合よりも低リスクで税金の納付ができるといえるでしょう。

クレジットカードで納付する際の注意点

税金をクレジットカードで納付する際には、以下の5点に注意しましょう。

  • クレジットカード払いに対応していない自治体もある
  • コンビニでは使えない
  • 手数料がかかる
  • 領収書が発行されない
  • 継続的な手続きではない

このように、便利なクレジットカード払いにも弱点はあります。あとでガッカリしないように、事前に注意点を把握した上で利用しましょう。主な注意点について、順番に解説します。

クレジットカード払いに対応していない自治体もある

地方税の場合、納付先は地方自治体です。クレジットカードでの納付の対応状況は自治体により異なるため、自治体によってはクレジットカード納付に対応していないこともあります。

また、クレジットカード納付に対応している自治体でも、特定の税金しか対応していない可能性もあります。お住まいの自治体のWEBサイトを参照したり、問い合わせたりするなど、前もって確認しておきましょう。

コンビニでは使えない

コンビニでのお支払いは、現金のみです。普段の買い物であれば、コンビニでクレジットカードが使えますが、納税には利用できません。
一方、一部のコンビニでは、専用の決済アプリや電子マネーによる納付を受け付けている場合があります。

手数料がかかる

税金をクレジットカードで納付する場合、納付額に応じて手数料がかかります。国税の場合は、「決済手数料」がかかります。決済手数料のシミュレーションは「国税クレジットカードお支払サイト別ウィンドウで開きます」でご確認いただけます。
一方、地方税の場合は「F-REGI 公金支払い」サイトの「システム利用料」がかかります。地方税の手数料は、「システム利用料試算別ウィンドウで開きます」のページよりシミュレーションが可能です。

クレジットカードで納付する場合は、税額に加えて手数料がかかることを覚えておきましょう。手数料の詳細は、国税庁のクレジットカード納付のQ&A別ウィンドウで開きますよりご確認ください。

領収書が発行されない

クレジットカードによる納付では、領収書が発行されません。お支払内容を確認したい場合は、クレジットカードの利用明細で確認する必要があります。

税金の領収書は、現金で納付した場合にのみ発行されます。領収書が必要な場合は、金融機関や税務署の窓口などで現金による納付が必要です。なお、領収書は発行できなくても、「納税証明書」であれば発行できる場合があります。ただし、納税証明書の発行には日数を要します。手元に届くまでの日数も自治体により異なります。例えば、東京都千代田区の場合は申請を郵送した場合、証明書が手元に届くまでに通常1週間から10日程度かかります。

参考:税の証明の郵送による申請│東京都千代田区別ウィンドウで開きます

継続的な手続きではない

クレジットカードによる納付は、その都度手続きが必要です。公共料金や通信費のように、一度設定すれば翌月以降に自動で支払われるような設定はできません。納付書を受け取る度に、都度専用サイトにアクセスしてクレジットカード払いの手続きが求められます。

税金のお支払いにクレジットカードを利用するための手順

税金のお支払いでクレジットカードを利用する手順を解説します。利用の流れは、納付する税金の種類によって異なります。

国税の場合は、「国税クレジットカードお支払サイト別ウィンドウで開きます」を利用します。地方税の場合は、「地方税お支払サイトeLTAX別ウィンドウで開きます」を利用します。それぞれの税金について、お支払いの手順を解説します。

国税のお支払手続き方法

国税をクレジットカードで納付するには、以下の「国税クレジットカードお支払サイト」を利用します。

国税クレジットカードお支払サイト別ウィンドウで開きます

スマートフォンやパソコンでサイトにアクセスしてからの流れは次の通りです。

  1. サイトにアクセスしたら、まずは注意事項を確認しましょう。注意事項に「同意」するボタンを押します。
  2. 納付に必要な情報を入力します。納付者情報や納付内容など、正しく入力します。
  3. 手元にクレジットカードを用意して、クレジットカード情報を入力します。
  4. 手続き内容を確認して、納付ボタンを押下します。

以上で手続きは完了です。

地方税のお支払手続き方法

地方税をクレジットカードで納付するには、地方税お支払サイトの「eLTAX」を利用します。このサイトは、地方税共同機構が運営しています。なお、自治体によってはeLTAXに対応していないところもあります。

eLTAX別ウィンドウで開きます

地方税お支払サイトにログインするには、eLTAXの利用者IDとパスワードが必要です。あらかじめ、利用者IDを取得しておきましょう。

ここでは、スマホでの手続き方法を解説します。サイトにアクセスしてからの流れは以下です。

  1. サイトにアクセスして、eL-QRでお支払いをタップします。
  2. カメラを起動して、納付書のQRコードを読み込みます。
  3. 読み取り結果から納付内容を確認して、お支払いへ進むをタップします。
  4. お支払方法にて、クレジットカードを選択します。
  5. 画面上の指示に従って操作します。

多くの税金がクレジットカードによる納付が可能です。クレジットカード納付に対応している税目は、相続税、固定資産税、住民税などがあります。

税金をクレジットカードで納付すると、支出を一元管理できたり、時間と場所を選ばず納付できたりするなど、さまざまなメリットを享受できます。クレジットカードの中には、税金の納付によってポイントがたまることもあり、一石二鳥です。ただし、自治体によってはクレジットカード納付に対応していない場合があります。また、クレジットカード納付ができるのか、事前に確認しましょう。

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