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自動車税・軽自動車税はクレジットカード払いがいい?メリットは?

なるほど豆知識 自動車税・軽自動車税はクレジットカード払いがいい?メリットは?

自動車を所有するとさまざまな税金がかかりますが、そのうちの1つに自動車税・軽自動車税があります。税金のお支払いをイメージした時に現金を思い浮かべる方も多いと思いますが、自治体によってはクレジットカードでお支払いすることができます。もし納税にクレジットカードが使えるのなら、クレジットカード払いがおすすめです。

自動車を所有するとかかる税金には何がある?

「自動車を所有するとかかる税金っていろいろあってよく分からない」という人も多いでしょう。そこで、はじめに自動車を所有するとかかる税金をおさらいします。自動車にかかる税金には大きく分けると、「購入時にかかる税金」「使用にかかる税金」「保有にかかる税金」があります。

01購入時にかかる税金

自動車を購入する時には、消費税に加えて自動車税(環境性能割)をお支払いすることになります。これらは車を買う時に1回お支払いするもので、継続してかかるものではありません。

  • 「自動車税(環境性能割)」は以前の「自動車取得税」のことで、2019年10月1日より自動車税(環境性能割)へ変更となりました。

02使用にかかる税金

車の燃料にも税金がかかります。

  • レギュラーやハイオクのガソリンを使う普通車・軽自動車の場合には「揮発油税・地方揮発油税」
  • 軽油を使うディーゼル車の場合には軽油取引税
  • LPG(液化石油ガス)を使うLPG車の場合には石油ガス税

これらの税金をあまり気にしたことがない人も多いかもしれませんが、ガソリンスタンドでお支払いする時に消費税とともに、料金に含まれています。

03保有にかかる税金

車の保有で継続的にかかる税金は大きく分けて2種類、「自動車重量税」と「自動車税・軽自動車税」です。

  • 自動車重量税:車検時にお支払いするもので、車検を行う2~3年ごとにかかる税金。車両の重さで金額が変わる。
  • 自動車税・軽自動車税:毎年4月1日時点で所有している人に課税される税金。「車種 / 自家用か商用か / 総排気量」で金額が変わる。

なお、「自動車税・軽自動車税」の名称が変更になり、2019年10月1日より「自動車税」は「自動車税(種別割)」に、「軽自動車税」は「軽自動車税(種別割)」となっています。本コラム内では耳馴染みのある「自動車税・軽自動車税」で記載しております。

自動車税・軽自動車税をお支払いする方法とは?

自動車税・軽自動車税のお支払いには様々な方法があり、自治体にもよりますが、クレジットカード払いにも対応していることもあります。納税方法に関しては大きく分けて以下の3種類となっています。

  • 金融機関やコンビニで支払う方法
  • 口座振替で支払う方法
  • インターネット上で支払う方法

金融機関やコンビニで支払う方法

納税通知書を、金融機関やコンビニで提示することでお支払いができます。基本的にはどの金融機関やコンビニでも対応してくれますが、一部指定自治体内での振込みが必要など、制限がある場合があります。お支払いできる機関については、納税通知書の裏面等に記載がありますので、一度確認しておくと安心してお支払いできるでしょう。

口座振替で支払う方法

口座振替とは、金融機関の口座を指定して、引き落としで納付額を自動的にお支払いする方法のことです。指定できる金融機関に関しては、都市銀行や地方銀行だけでなく、信託銀行、インターネット専業銀行、信用金庫、信用組合、農業協同組合等、幅広くカバーされているため、基本的にはどこでも口座振替できるでしょう。ただし、指定できる機関は自治体によって異なりますので、納税通知書の裏面や、自治体ホームページを確認してください。

インターネット上で支払う方法

インターネット上でお支払いするには、パソコン・タブレット・スマートフォンを使いますが、その時にインターネットバンキングを活用して、Pay-easy(ペイジー)というシステムでお支払いする方法の他、クレジットカードを活用してYahoo!公金支払いでお支払いする方法や、インターネットバンキングやクレジットカードを活用して自治体のホームページやアプリでお支払いする方法もあります。自動車税・軽自動車税をインターネット上でお支払いできるかどうかは自治体によって異なりますので、それぞれの自治体にお問い合わせください。

カード払いをする場合には、Yahoo!公金支払いのページや自治体のホームページやアプリから、該当する項目を選び、納税通知書に書かれた「納付番号(納税通知書番号) / 確認番号 / 納付区分」を入力するなどの手続きを進めていくだけで簡単に納税ができます。

もし自動車税・軽自動車税のお支払いでクレジットカードを使えるのなら、クレジットカード払いをおすすめします。詳しくは後述しますが、1つだけ理由を挙げるとすれば「ポイントがたまる」ということです。支払わなくてはいけない税金にもポイントをつけられるのは魅力です。「ポイントか、たいしたことないだろう…」そう思った人もいるでしょう。しかし、このポイントも馬鹿になりません。仮に還元率1%のカードで10万円お支払いしたとして、1,000ポイントたまり、1ポイントが1円で換算できるなら、1,000円分得することができるというわけです。

「クレジットカード払いに変えようかな…」と思った人もいるでしょう。もしクレジットカードを使うのなら、どのクレジットカードでお支払いするかについても検討してください。ポイントをためやすく、たまったポイントを使いやすいカードにすることで、よりおトクにお支払いができるようになります。これを機にクレジットカードを見直し、ためやすく使いやすいオリコのクレジットカードを検討してみてください。

自動車税・軽自動車税をクレジットカードで支払う時の4つの注意点

01決済手数料がかかる

クレジットカードを使ってお支払いする場合には、納税通知書に記載のある金額に加えて決済手数料がかかりますが、その金額は自治体によって異なりますので、各自治体にご確認ください。

02口座振替の解除手続きが必要になる

口座振替で納税している場合、そのままクレジットカード払いをすることはできないことには注意が必要です。クレジットカード払いに変更する時には、まず口座振替の解除手続きが必要になります。
金融機関によっても異なりますが、口座振替の解除手続き後、反映されるまでには数日かかります。そのため、納税方法をクレジットカード払いに変更する場合には、余裕を持って手続きをしてください。

03車検用納税証明書は送付されない

車検を受けるためには税金を支払った証明が必要になります。これまでは支払い時に受け取る納税証明書を車検時に提出していましたが、電子化が進み平成27年4月より、納税記録は電子システム上で確認できるようになりました。そのため、車検の際に条件を満たしていれば納税証明書の提出は省略できるようになっています。

  • 軽自動車や自動二輪車は納税証明書の提出が必要

04納税通知書のシステム反映には時間がかかる

納税した事実がシステムに反映されるまでには時間がかかるため注意が必要です。金融機関やコンビニならお支払い時に納税証明書をもらえるのに対して、クレジットカードやATMからのお支払いの場合、納税したことがシステムに反映するまでには約2~3週間かかります。車検前には余裕を持ってお支払いするようにしましょう。

自動車税・軽自動車税をクレジットカード払いにする3つのメリット

01時間や場所にとらわれない

クレジットカードで納税する場合には、パソコンやタブレット、スマートフォンを活用してインターネット上でお支払いすることになります。24時間対応しているため、早朝や深夜でも、そして自宅でも納税できるのがメリットの1つです。

02後払い・複数回に分けてのお支払いができる

納税は原則として一括払いのみとなりますが、クレジットカード払いにすることで税金の納付を後払いにできる上、支払方法をあとからリボルビング払い(リボ払い)に変更することも可能なため、複数回に分けてお支払いすることもできます。

  • リボ払いのご利用には所定の手数料がかかります。

03ポイントをためられる

税金のお支払いでもポイントがたまるのは魅力的です。クレジットカードを使っている人の中には、ポイントがたまってもあまり気にしない人もいます。しかし、ポイントは毎日の小さな買い物でコツコツとためるだけでなく、大きい金額を支払う際にも利用すると、一度にまとまったポイントが蓄積されます。税金は必ず払わなくてはなりませんし、自動車税の場合には数万円かかるでしょう。そう考えると、住んでいる自治体でクレジットカード払いが可能なら、ポイントをためられるクレジットカードでのお支払いをおすすめします。
なお、クレジットカード払いでかかる手数料に関しては、ポイント還元率によっては手数料分よりも多くのポイントをもらえ、現金払いよりおトクにお支払いができます。

クレジットカード払いにするならポイントを「ためやすい」「使いやすい」カードがおトク!

納税先の自治体でクレジットカード払いができると知って「それならクレジットカード払いにしてみようかな…」と思った人もいるでしょう。それならクレジットカード選びから検討してみてはいかがでしょうか?ポイント還元率や使う方法は、カード会社や使うクレジットカードごとに違います。「ポイントのたまりやすさ」、「使いやすさ」に注目してクレジットカードを選んでいきましょう。

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