電子マネーとクレジットカードにはどんな違いがあるの?
記事公開日:2023年04月06日
最終更新日:2023年04月06日
電子マネーとクレジットカードにはどんな違いがあるのでしょうか。また、それぞれのメリットや利用する際の注意点にはどんなものがあるのかなど、初心者の方が抱きやすい疑問について答えをわかりやすくまとめました。
電子マネーとクレジットカードの違いとは?
電子マネーとクレジットカードは、決済ツールとしてどのような違いがあるのでしょうか。両者の違いについて理解しておきましょう。
両者の違いは、主に審査の有無や分割払いの可否が挙げられます。クレジットカードを発行するには、カード会社による審査を通過する必要があります。一方で、電子マネーには基本的には審査はなく、だれでも利用できます。
電子マネーは、現金やクレジットカードからチャージした残高から支払われるものや、電子マネーに登録したクレジットカードから後払いで引き落とされるものなど、様々な種類があります。クレジットカードは、ご利用額が自動で連携先の口座から引き落とされます。なお、クレジットカードの引き落としは、毎月決まった期日に発生するのが特徴です。
このように、クレジットカードと電子マネーでは複数の点で違いがあります。両者の違いを理解して、自分に合ったお支払方法を選びましょう。
電子マネーのメリット
プリペイド式は使い過ぎの心配がない
電子マネーには、以下の3つの種類があります。
- プリペイド式:事前にチャージした分だけを支払いに利用できる
- ポストペイ式:使用した金額を後で支払う
- デビット式:銀行口座と紐づけて、利用したら即時引き落としされる
プリペイド式の電子マネーは、チャージした金額しか利用できません。そのため、使い過ぎて支払いができなくなるといった心配がないのがメリットです。
一方で、ポストペイ式の場合は、登録しているクレジットカードと同じお支払方法となります。口座にある金額以上の支払いができてしまうため、注意が必要です。
決済の操作が簡単である
また、電子マネーには次のような特長があります。
- 端末にかざすだけで素早く決済を完了できる
- 原則サインや暗証番号の入力などの操作が必要ない
電子マネーは、決済の操作が簡単です。支払い時に決済方法を指定して、決済端末にタッチすれば支払いが完了します。ただし一定額以上のショッピングをご利用の際には、お店から暗証番号の入力をお願いされる場合があります。
なお、昨今では国際ブランドのクレジットカードは、タッチ決済が利用できるようになり、電子マネーの決済操作が簡単であることには変わりありませんが、クレジットカードがタッチ決済を搭載することで、電子マネーと同様に簡単な操作で決済できるようになります。
クレジットカードのタッチ決済については、後ほど詳しくご説明します。
電子マネーを利用する際の注意点
電子マネーには、利用するうえでクレジットカードとは違った特徴があります。上手に利用するためにも、以下の2つには注意が必要です。
2つの注意点についてそれぞれ解説します。理解して上手に電子マネーを利用しましょう。
基本的に払い戻しできない
プリペイド式電子マネーでの決済は、基本的には払い戻しができないと覚えておきましょう。もし払い戻しができた場合でも、手数料が発生してしまうケースがあります。
使える店舗が限られている
電子マネーの注意点として、使用できる店舗が限られている点が挙げられます。
電子マネーには、多くの種類が存在しています。自分が利用する電子マネーに店舗側が対応していなければ、決済ができません。初めて利用するお店の場合は、自分が利用している電子マネーが使えるかを事前に確認することが大切です。
クレジットカードのメリット
クレジットカード独自のメリットを2点紹介します。ピックアップしたのは、電子マネーにはないメリットです。
2つのメリットについて、順番に解説します。クレジットカード独自のメリットを理解して、自分に合った決済ツールを見つけましょう。
信用情報を作れる
- 信用情報とは、ローンなどを組む際の審査に関わる情報のこと
- クレジットカード会社が加盟する指定信用情報機関に信用情報が残り、ローンなどの審査における判断材料の1つになる
クレジットカードは、信用情報を作れるのがメリットです。信用情報とは、個人の客観的な取引事実を登録した情報です。ローンの契約やほかのクレジットカードを作成する際の審査に影響します。毎月支払遅延がなくクレジットカードのお支払いをすることで、クレジットカード会社が加盟する指定信用情報機関に、契約通り支払いをしていると信用情報が残ります。
信用情報について、詳しくは以下の記事をご確認ください。
付帯保険が付く
クレジットカードを利用する際の注意点
クレジットカードを利用するためには、必ず行わなければならないことや、かかる費用があります。主な注意点は以下の2つです。
審査に通らなければならない
クレジットカードを所有するには、カード会社の審査を通過する必要があります。審査に通らなければ、カードを発行してもらえません。審査では、信用情報などを参照されます。
クレジットカードの審査について、詳しくは以下の記事をご確認ください。
手数料が必要な場合がある
クレジットカードは、お支払方法によっては手数料が発生することがあります。分割払いやリボ払いなど、お支払回数が複数回になると、お支払回数に応じた手数料が必要なので注意しましょう。手数料が発生すると、支払額はご利用代金と手数料の合計金額になります。
なお、電子マネーの場合も、クレジットカードと連携して決済を行うものはリボ払いを指定することができ、その場合は手数料が発生することがあります。
クレジットカードのタッチ決済機能にも注目
ここまで、電子マネーとクレジットカードのそれぞれの特徴を解説しましたが、クレジットカードの中には「タッチ決済」という機能を備えたものもあります。
タッチ決済とは、店舗の決済端末にクレジットカードをかざすだけでお支払いができる機能のことです。「コンタクトレス決済」「非接触型カード決済」とも呼ばれることがあります。
もし、電子マネーが素早く簡単に決済完了できる点に魅力を感じる場合、クレジットカードが従来持つメリットと電子マネーが持つ決済操作の簡単さを併せ持つタッチ決済機能付きのクレジットカードを検討してみましょう。
オリコのタッチ決済については、以下のページでご確認ください。
おすすめのタッチ決済付きカード
オリコが提供しているおすすめのクレジットカードを2種類紹介します。今回紹介するのは以下のカードです。
Orico Card THE POINT
Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD
Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD
(オリコカード ザ ポイント プレミアム ゴールド)
オリコポイントがたまる高還元率ゴールドカード
- 特長
-
1年会費:1,986円(税込)
-
2還元率は常に1.0%以上!100円で1オリコポイントがたまります!
-
3入会後6ヵ月間はポイント還元率が2.0%にアップ!
-
4オリコモールのご利用でさらに1.0%のオリコポイントを特別加算!※
-
5電子マネーiD、QUICPayのご利用でさらに0.5%のオリコポイントを特別加算!
-
6ショッピングリボ払いのご利用でさらに0.5%のオリコポイントを特別加算!
-
7たまったオリコポイントは500ポイントからリアルタイムに交換可能ですぐに使えます!
-
8最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付帯!
-
9国内外の宿泊施設、飲食店等の各種施設が優待価格で利用可!
-
まとめ
キャッシュレスの豆知識をもっと見る
人気の豆知識
- 借入とは?個人で借入を行う方法や種類をわかりやすく解説
- カードローンの返済方法とは?返済シミュレーションもご紹介!
- ショッピングリボ払いってなに?
- クレジットカードの支払いが遅れるとどうなる?遅れてしまったときの対処法
- リボ払いの一括返済とは?どんな特徴がある?繰り上げ返済との違いもご紹介
- 意外と知らないクレジットカードの魅力!メリットとデメリットとは?
- キャッシング機能とショッピング機能ってなに?どう違うの?
- ETCカードの作り方を解説!選び方やおすすめカードも紹介
- クレジットカードとは?初心者でも簡単に理解できる仕組みを解説
- ミニマリストこそクレジットカードを作ろう!選び方やおすすめの理由を解説!
- フリーランスもクレジットカードは作れる!おすすめする3つの理由と選び方も解説