クレジットカードの入会審査とは？審査の流れや必要書類は？

クレジットカードを作るのに入会審査が必要となりますが、「どうして入会審査が必要なの？」と疑問に思う方もいるでしょう。

簡単にクレジットカードの仕組みをご説明しますと、商品購入やサービス利用などお店へのお支払いをクレジットカード会社が立て替え、クレジットカード利用者は後日クレジットカード会社にご利用金額をお支払いします。つまり、クレジットカード会社はクレジットカード利用者からご利用代金を受け取る前にお店へ支払いを行います。もし支払いしない、支払いできない方の分を立て替えてしまったらクレジットカード会社が不利益を被ることになります。そうならないよう、「お支払能力はあるのか」、「誠実に返済する方なのか」といった観点から入会審査をする必要があるというわけです。

上記でもお伝えしたように、クレジットカードを発行するかどうかの入会審査には時間がかかります。もしクレジットカード利用予定の日が決まっているのであれば、時間に余裕を持ってお申込みください。
入会審査にかかる時間に関しては、それぞれのクレジットカード会社ごと、お客さまのお申込書類の記載等によってかかる時間は異なります。

オリコでオンライン申込をする場合であればお申込みから2～3週間あればお手元にクレジットカードを用意することができます。ちなみに、クレジットカードの発行までは下記の流れで行われ、オンライン申込であれば審査結果メールの送付から最短8営業日でカード発行が可能です。

お申込みから発行までの流れを確認しておきましょう。オリコでお申込みをする方法は「オンライン申込」で、具体的な流れは以下の通りになります。

クレジットカードの作成の流れについての詳細はこちらの「入会の流れ」をご参照ください。

クレジットカードの審査にはいくつか必要な情報や書類があります。お申込みの際に必要になりますので、事前に確認・用意するなどの準備をしておくと、スムーズにお申込みいただけます。オリコを例に、必要となる情報や書類に何があるかチェックしておきましょう。

住所や電話番号、お住まいの住居の居住年数、税込年収、他社無担保ローンの情報など

お勤め先の会社名、住所、電話番号、従業員数や勤続年数など

学校名、電話番号、所在地、電話番号など

キャッシングをご希望で以下のいずれかに該当する場合には、所得証明書類写し（コピー）が必要となります。

なお、お申込者に収入のない場合は、キャッシング利用可能枠の設定はできません。

キャッシングについて詳しくはこちら

ご本人さま確認書類には、運転免許証やパスポートといった顔写真付きのものに加えて、顔写真のない国民健康保険被保険者証や住民票などがあります。

オリコの場合、クレジットカードのお届けの際にご本人さま確認が必要になることがあります。一部「本人限定受取郵便（特定事項伝達型）」でお送りすることがあり、その場合にはお受け取り時に顔写真付きのご本人さま確認書類が必要です。なお、顔写真付きのご本人さま確認書類をお持ちでないお客さまの場合は、別途ご本人さま確認書類の提出が必要になる場合があります。

ご本人さま確認書類に関して詳細は「ご本人さま確認書類について」をご参照ください。

先ほどお伝えしたクレジットカード作成の流れを見れば、お申込みの後に入会審査が行われることは分かりますが、一口に審査と言ってもチェック項目は複数あり、さまざまな観点から審査が行われます。そこで、入会審査自体の流れと、何がチェックされるのかについても確認しましょう。クレジットカード会社によって異なりますが、多くの場合は以下のような審査が行われます。

お申込みの際には、お客さまは電話番号や住所、居住年数、年収、他社で利用しているローンの残高等、審査にあたって必要な項目を記載・入力することになります。このお客さまの記載・入力した情報を確認します。

過去に契約していたことのあるクレジットカード会社で、新しくクレジットカードを作ることもあるかと思います。その場合には、以前の取引履歴の確認が行われます。お客さまが以前にどういった契約をしていたか、支払状況はどうか等を確認し、入会審査の判断材料とします。

信用情報とは、お客さまの信用状態を客観的に表す情報のことで、具体的には「本人を識別するための事項（氏名・生年月日など）」「取引事実に関する事項（契約の種類・契約年月日・入金履歴など）」「申込内容に関する事実」「本人申告コメント」などです。指定信用情報機関は、割賦販売法・貸金業法に則り、それらの情報を一括で管理する第三者機関のことをいいます。クレジットカード会社は、お客さまにお支払能力があるか、ローンの利用過多がないか等を客観的に把握するために信用情報機関に照会を行い、他社でのお借入状況やこれまでの取引状況を確認します。
信用情報に関して詳しくはこちらの「信用情報とは？クレジットカードやローン審査で重要になる！」をご参照ください。

「お申込書類に記載された内容の確認」「自社での取引履歴の確認」「信用情報機関への照会」を行い客観的な事実をもとにして、審査の可否を決定することになります。

「入会審査を通過できるか心配…」という方もいるでしょう。たしかに審査を通過する基準は公開されていませんし、これをすれば審査を通過できるという方法はありません。そのため、なんとなく不安に感じる気持ちも分かります。ただ、入会審査に向けて注意すべき点はあります。クレジットカードの審査を通過するためには、ここまでお伝えしたように、客観的な情報からクレジットカード会社がお金を貸してもいい、立替をしてもいいと思ってもらうことがポイントです。そう思ってもらうためにも以下の注意点を参考にしてご対応ください。

お申込みの際にお客さまは審査にあたって必要になる情報を、指定の用紙に記載したり、フォームに入力したりすることになります。記載情報をもとに審査されるため、この時に記載内容を間違える等、不備があると正しい審査結果を得られません。そのため、お申込書類を送る前には、記載した内容に誤りがないか入念にご確認ください。

クレジットカードやローンを利用する場合、お支払いやご返済が遅れないように注意する必要があります。もし遅れてしまったら、信用情報に遅延情報が登録されます。遅延が積み重なった場合には特に、クレジットカードを利用した分のお金を後からお支払いしてもらえるかという「お支払能力」を証明しにくくなるでしょう。その場合には、クレジットカードの審査が通りづらくなるだけでなく、将来的に各種ローンが組めなくなる可能性があるでしょう。そうならないためにも、遅延なく、お支払い・ご返済することが重要です。金融機関の口座にお金が入ってなくて引き落としができない場合も遅延情報となってしまいますので、引落日の前までに口座を確認する等、注意しましょう。

クレジットカードを作る場合には、まずはご自身の希望に合わせてクレジットカードを選びます。そこからお申込みをし、入会審査を受けるという流れになります。どのクレジットカードにしようか、まだお悩みの方は以下のページからお探しください。