ご請求額やポイントの確認はアプリが便利!

カードローンのご利用可能枠(借入限度額)とは?増額や審査のポイントなどを徹底解説

なるほど豆知識 カードローンのご利用可能枠(借入限度額)とは?増額や審査のポイントなどを徹底解説

記事公開日:2022年3月3日
最終更新日:2022年3月3日

急な出費で大きなお金が必要になった時や予期せぬ事態で突然お金が必要になった時に、カードローンは便利なサービスです。しかし、予定外の出費が続いてしまうと、カードローンのご利用可能枠の増額を検討することもありますよね。しかし、カードローンのご利用可能枠やその仕組みを、しっかり理解しているという方は少ないかもしれません。そこで今回は、カードローンのご利用可能枠やその仕組み、増額する際の注意点などについて詳しくご紹介します。
クレジットカードの場合にも「ご利用可能枠」はありますが、今回はカードローンに絞ってご紹介します。

ご利用可能枠(借入限度額)とは?

そもそもカードローンとは、金融機関や貸金業者が発行するカードで利用するローンのことです。金融機関やコンビニのATMなどで現金を引き出したり、インターネットを通じてお借入れしたりできます。本コラムでは貸金業者が発行するカードローンについて説明しています。

ご利用可能枠は、わかりやすくいえば「最大で借りることができる上限の金額」を示しており、審査の結果決定されるため個人によって設定される金額は異なります。なお、カードローンのサービス概要に記載されている「ご利用可能枠は、最大◯◯万円」という金額は、そのカードローンのサービスとして貸付が可能な上限金額となり、すべてのご利用者が最大の金額が設定されるということではありません。また、カードローンのご利用可能枠に応じて、適用される金利(貸付の利率)も異なり、一般的にはご利用可能枠が高ければ高いほど、金利は低く設定される傾向にあります。

ご利用可能枠(借入限度額)はどうやって決まる?

前出の項目で説明したとおり、ご利用可能枠は個人によって異なります。
ご利用可能枠が決まる基準や条件は、一体どのようなことなのでしょうか。以下で詳しくご紹介します。

総量規制

カードローンでお金を借りようとした際に、「総量規制」という言葉を耳にしたことがあるという人も多いでしょう。この総量規制とは、貸金業法内にしめされており利用者保護のために設けられた制度のことで、貸金業者から借りられるお金の総額の上限を規制するものです。

総量規制の内容は、簡単に説明すると、「貸金業者が行う貸付は、本人の年収の3分の1を超えてはならない」というものです。例えば、年収が450万円の人であれば、最大で150万円まではお借入れができます。すでにお借入れをしていて、残高が100万円だったとすれば、あと50万円までお借入れが可能です。端的にいえば、年収が高い方ほど総量規制の上限も増えるため、カードローンのご利用可能枠も高めに設定されやすくなります。

他社のカードローンでのお借入状況や信用情報

他社のカードローンを利用したお借入状況や、過去に返済トラブル(延滞や遅延など)がないかといった信用情報も、ご利用可能枠を決める重要な要素です。他社のカードローンを利用している場合は、その情報は指定信用情報機関に登録されています。貸金業者は審査の段階で必ず指定信用情報機関のデータベースを参照し、他社でのお借入状況や返済状況を把握します。これは、カードローン利用者の借り過ぎを防ぎ、保護をするためです。

総量規制の項目で説明したとおり、他社でのお借入れがある場合は、その残高によって新しく申込んだカードローンのご利用可能枠が決定します。ご利用可能枠は、他社も合計して総量規制の範囲内での金額になります。

安定した仕事に就いているか

貸金業者にとって、「お金をしっかり返済する方」に貸付を行わないと、万が一の際に損益が出てしまいます。ですので、安定した仕事に就いているかどうかということもご利用可能枠を決める重要な要素の1つといえるでしょう。安定した仕事に就いていることによって返済能力があると判断されれば、ご利用可能枠の審査にも良い影響をもたらしやすくなります。

ご利用可能枠(借入限度額)を増額するには?

ご利用可能枠決定の基準や審査について前出の項目で説明してきました。しかし、急な出費や突然まとまった大きな金額が必要になった際に、ご利用可能枠の増額をしたい場合はどうすれば良いのでしょう。ここでは、ご利用可能枠の増額について、詳しくご紹介します。

ご利用可能枠(借入限度額)の増額方法

カードローンの増額の手続きは、お借入れをしている貸金業者にインターネットや電話、無人契約機などで行うのが主な方法です。カードローン会社によっては、無人契約機での手続きを行っていないこともあるので、事前に確認が必要です。

オリコのカードローンでご利用可能枠の増額申請をする場合、手続きは「eオリコサービス」のページで受け付けています。詳しい手続き方法については、以下のページをご参照ください。

ここが便利! eオリコサービスなら、カンタン操作でご希望のご利用可能枠変更のお申込みができます!

なお、eオリコサービスでのカードローンのご利用可能枠増額申請は10万円単位で100万円迄です。それ以上の増額希望の場合はお電話にてお問い合わせください。

ご利用可能枠(借入限度額)の増額における審査とは

ご利用可能枠の増額においても、基本的には契約時と同様の観点での審査になります。増額の申請で注意しなければならない点もあります。詳しくご紹介します。

信用情報
まずは、第三者機関に記録されている信用情報をもとに審査が行われます。契約時から増額の申請までの間の他社のカードローンやクレジットカードも含めた利用状況や債務がどのくらいなのか、といった点を確認されます。
増額申請時の勤務先等の属性情報

前出の項目でも少し触れたとおり、ご利用可能枠の審査において安定した仕事に就いているかは重要な要素の1つになります。貸金業者によって審査内容は異なりますが、お申込みの際は正しいお勤め先を申告することが大切です。

収入証明書類の提出

増額申請にあたって、以下の2点いずれかに当てはまる場合は、収入証明書類の提出が求められます。

  1. 既存の借入残高を含めて、50万円を超える借入れを行う場合
  2. 他社からの借入残高を含めて、合計100万円を超える借入れを行う場合

年収を証明する書類とは【貸金業界の状況】 | 日本貸金業協会別ウィンドウで開きます

上記の2点は、貸金業法によって定められている規定になります。借入金が高額になればなるほど、利用者の返済能力を調査する必要性が高まるためです。なお、貸金業者によっては上記以外の場合でも収入証明の提出を求められることもあります。可能であれば、増額申請の前に準備をしておいたほうが良いでしょう。主な収入証明書類として、源泉徴収票や給与の支払明細書、確定申告書などが挙げられます。

年収の金額
増額申請時も総量規制は適用されますので、年収が増えているかどうかということも審査のポイントです。年収が増えていれば、総量規制における年収の3分の1の範囲が大きくなりますし、返済能力の判断という面でも年収が増えていることは信用度のアップにつながりやすくなります。
返済実績と利用実績

前出の信用情報の項目でも少し触れましたが、増額申請の審査においては、それまでの返済実績が重要視されます。毎月規定の返済金額をきちんと返済していれば、審査に良い影響を与えやすくなります。端的にいえば、毎月の返済の遅延をしていないことが重要です。

ご利用可能枠(借入限度額)を増額する際の注意点

カードローンのご利用可能枠の増額申請において、注意が必要なこともあります。カードローンによっては、増額申請をしたにもかかわらず、ご利用可能枠が下がってしまうケースもあるためです。増額の申請をした際に、ご利用可能枠が減少してしまう理由は以下の2点が挙げられます。

年収の減少

転職や減給などによって年収が減少すると、同時に総量規制の範囲も狭まることになります。そのため、ご利用可能枠が減額される可能性があります。

返済の遅延

前出の項目でも説明したとおり、増額申請の審査において返済実績は重要視されるポイントの1つです。返済を遅延、もしくは延滞した場合、その履歴は個人信用情報機関に登録され、延滞や遅延の回数が多いと信用度が低いという判断につながりやすくなります。そのため、ご利用可能枠を減額される場合もあります。

ご利用可能枠(借入限度額)の増額と複数社契約、どちらが良い?

急にまとまったお金が必要になった際、すでにお借入れをしているカードローンの増額をすることと、複数社でのカードローンの契約するのとではどちらが良いのでしょうか。ケースによってさまざまではありますが、すでに契約をしているカードローンの「ご利用可能枠の増額申請をすること」をおすすめします。これは、カードローンはご利用可能枠が高ければ高いほど金利(貸付の利率)が低く設定されやすいためです。複数のカードローン会社でお借入れを行うということは、金利はそれぞれのカードローンに設定されたご利用可能枠に応じて適用されますので、金利が高く設定されてしまう可能性もあります。

2点目は、新規契約よりも審査が早く完了しやすいためです。新規の契約でも増額の申請でも審査は行われますが、お申込みからご利用までのスピードは、増額申請のほうが早い傾向にあります。増額の場合は新しいカードを発行する必要がなく、増額申請が承認されれば手持ちのカードでお借入れが可能です。一方、新規の契約は審査時に増額申請に比べて書類の確認も多くなります。

このほか、ご利用可能枠の増額は管理が楽になる点も、ポイントの1つとして挙げられるでしょう。カードローンの返済期日や返済金額は、それぞれの会社によって異なります。お借入れしている会社が増えるほど、返済期日や返済金額の管理が複雑になってしまうのは当然です。現時点でのお借入金額の確認も、複数社と契約をしていると複雑化しますので、可能であればすでに契約をしているカードローン会社での増額がおすすめです。

カードローンは信頼できる会社を選ぶのもポイント

今回は、カードローンにおけるご利用可能枠の増額や、増額申請のポイントなどについてご紹介しました。

突発的に大きな金額が必要になった時など、増額申請は便利なサービスといえるでしょう。しかし、お借入れできるお金が増える分、返済金額が増えやすくなる点も留意しておきましょう。増額の申請をする際には、きちんと返済計画を立てて行うことが大切です。カードローンを利用する場合は、きちんとした返済計画を立てたうえで、信頼できる貸金業者を選ぶことも重要なポイントの1つです。

なお、すでに複数社のカードローンをご契約されている方は、カードローンの借り換えやおまとめを検討してみてはいかがでしょうか。この借り換えとは、契約中のカードローンを別のカードローンに切り替えることを指しますが、カードローンの借り換えを行うことで、カードローンの返済金額を抑えやすくなります。これは貸付の利率が低いカードローンに切り替えることで、発生する利息を抑えやすくなるためです。

一方、カードローンのおまとめは、複数契約しているカードローンを一本にまとめることを指します。カードローンを一本化できれば、返済期日や返済金額の管理が楽になり、計画的な返済を実現しやすくなります。カードローンの借り換えやおまとめについては、別コラムでも紹介をしているので、方法やメリットなどを詳しく知りたい方は以下のページをご参照ください。

クレジットカードの基礎知識

おすすめのクレジットカード