カードローンの使い道・用途とは?おすすめのカードローンも紹介!
記事公開日:2021年05月06日
最終更新日:2023年07月13日
「予想外の出費で生活費が不安」「家電の買い替えを考えているけれどボーナスまで待てない」といったケースはよくある話です。そのような場合にはカードローンが役立ちます。一方で、カードローン初心者の中には、使い道や用途が分からなくて不安な方も多いでしょう。
今回は、カードローンの使い道や用途を解説するとともに、おすすめのカードローンも紹介します。これから、カードローンの利用を検討している方は、ぜひ参考になさってください。
カードローンでのお借入れは使い道が決まっていない?
結論からお伝えすると、カードローンで借りたお金は使い道が決められていません。
カードローンは、ローンの一種です。ローンは他にも、住宅ローンや自動車ローンなどが挙げられます。住宅ローンは土地や家を購入することを目的として借りられるローンで、自動車ローンは自動車の購入を目的として借りられるローンです。
このように目的が決められているローンもあることから、「カードローンも使い道が決められているの?」と疑問をお持ちの方もいます。
しかし、カードローンについては使い道が決められていません。必要なものに自由に使えるのがカードローンの魅力の1つです。
カードローンの使用用途はどんなものが多い?
どのような目的で、カードローンを利用している方が多いのでしょうか。日本貸金業協会の調査によると、2021年度のクレジットカード会社や消費者金融からのお借入れの利用目的として最も多いのが「趣味/娯楽(レジャー、旅行を含む)費」となっています。複数回答ありのアンケートとなりますが、36.7%の方が「趣味/娯楽(レジャー、旅行を含む)費」としてお借入れしています。その他の回答と、回答の割合についてもご紹介します。
利用目的 | 回答割合 |
---|---|
趣味/娯楽(レジャー、旅行を含む)費 | 36.7% |
食費 | 23.5% |
外食などの遊興費 | 16.5% |
家賃の支払い(住宅ローンの返済を除く) | 14.9% |
衣料費 | 13.3% |
水道・高熱(電気・ガスなど)費 | 10.0% |
納税・納付などの支払い | 9.9% |
医療費 | 9.5% |
自動車の購入費(車検整備費などを含む) | 9.4% |
ギャンブル | 7.2% |
授業料、保育料、給食費などの学校関係費 | 7.1% |
通信費(電話料金やインターネット利用料など) | 7.1% |
住宅ローンなどの返済資金不足の補填 | 6.6% |
冠婚葬祭費 | 6.0% |
学習教材などの教育関係費 | 4.8% |
住宅のリフォーム費 | 4.6% |
資格試験・受験勉強のための予備校など受講料 | 3.0% |
資格試験・学校などの受験費 | 2.5% |
その他 | 7.8% |
出典:日本貸金業協会「資金需要者等の借入意識や借入行動に関する調査結果報告(令和4年3月18日)」
用途によってカードローンは使えない?
前述の使用用途から見ても分かるように、基本的にカードローンの用途は問われません。しかし、事業資金に関しては例外です。金融機関やローン商品によっては、カードローンで借りたお金を事業資金に充てることを認めていない場合があります。そのような契約において事業資金に使ってしまえば、規約違反となります。
事業資金としてお金を借りるのであれば、事業者向けのローンを活用することを検討しましょう。いわゆるビジネスローンという商品で、個人事業主や法人を対象としたサービスを展開しています。また事業者向けのカードローンもありますので用途に応じて選択ができます。
なお、オリコでは事業資金としてご利用いただけるカードローン「CREST for Biz」をご用意しております。詳細は以下のページをご覧ください。
用途は問われないが使い方には注意
カードローンの使い道は自由ですが、お借入れしたお金の使い方には注意が必要です。できることなら避けたい、注意すべき使い方を2つご紹介します。
注意すべき使い方1:他で借りたローンの返済に充てる
他で借りたお金を返済できなくなり、カードローンで借りたお金で一時的に返済する方もいます。このように複数の会社からお金を借りている「多重債務」の状態に陥ってしまうと、利息が膨れ上がり、自分の力では返済が困難になってしまう可能性があります。お借入れは計画的に行いましょう。
注意すべき使い方2:ギャンブルに使う
パチンコや競馬、競艇などギャンブルがお好きな方の中には、お金を借りてもギャンブルをしたいという方もいます。カードローンの使い道は自由なため、ギャンブルに使うことは禁止されていません。ただし、ギャンブルへのご利用は慎重にお考えください。
たとえ負けている時であっても、次こそは勝てると思ってしまったり、勝ったお金で返済しようと考えてしまったりすることもあるでしょう。しかし、当然負けることもあります。熱くなりがちなギャンブルですが、お借入れの際には一度冷静になることが大切です。
使い道は自由ですが、返済までを見越して、計画的にご利用ください。
カードローンを利用するメリットとは?
ここではカードローン利用のメリットを、「他のローンと比較する場合のメリット」と「クレジットカードのキャッシング機能と比較する場合のメリット」に分けてご紹介します。
他のローンと比較した場合のカードローンのメリット
まずは、カードローンとその他のローンを比較した場合のメリットを見ていきましょう。
担保や保証人が不要
住宅ローンやオートローンなどの場合、不動産などの担保や、借りた本人が返済できなくなった時に本人の代わりに返済義務を負う保証人が必要になります。一方で、カードローンの場合は担保や保証人は不要です。カードローンのお申込時には審査を行いますが、審査に必要になるのは、ご本人さま確認書類や所得を証明できる書類です。
利用目的に制限がない
住宅ローンやオートローンなどの場合は借りたお金の使い道が決められています。例えば、住宅ローンで借りたお金は、住宅の購入や改築にかかる費用以外には使えません。一方で、カードローンの場合は、借りたお金を自由に使うことができます。
お借入手続きが比較的簡単
金融機関やコンビニのATMなどで借りることも、返済することもできるので、利用しやすく、急な出費の際にも役立ちます。契約期間中であれば、ご利用可能枠の範囲内で何度でもお借入れができる点も魅力です。
クレジットカードのキャッシングと比較した場合のメリット
続いては、カードローンとクレジットカードのキャッシングを比較した場合のメリットをご紹介します。
金利(貸付の利率)が低め
利息の割合を表す「金利(貸付の利率)」。クレジットカードでキャッシングする場合と比べて、カードローンを利用した場合のほうが金利は低めです。つまり同じ期間で同じ金額を借入しても利息が少なくなるため、お借入れをする機会の多い方なら、クレジットカードのキャッシング機能よりも、カードローンの利用がおすすめです。
ただし、設定される金利は、カードの種類やお申込者さまのご返済能力によって異なります。
お借入れのご利用可能枠(限度額)が高め
カードローン、クレジットカードともに、お借入れできるご利用可能枠が決まっています。このご利用可能枠(限度額)は、クレジットカードよりもカードローンのほうが、高めに設定されている商品が多いです。
ただし、金利と同様にご利用可能枠に関しても、カードの種類やお申込者さまのご返済能力によって異なります。
ここまで、カードローンの使用用途について解説しました。カードローンは使用用途に縛られず利用できる点が大きな特徴です。また、少しだけお金を借りたい場合でも、少額から借りられるため利用しやすいでしょう。利用しているカードローンサービスのご利用可能額にもよりますが、必要があれば、まとまった金額を借りることも可能です。
しかし、初めてカードローンを利用する場合は、不安を感じる方も多いでしょう。そこでおすすめなのが、オリコのカードローン「CREST」です。CRESTなら、1万円からお借入れ可能なうえに年会費も無料のため、初めてカードローンを利用する方でも安心してご利用いただけます。
オリコのカードローン「CREST」については、こちらをご覧ください。
最後にカードローンの基礎知識をおさらい
カードローンとは、銀行や貸金業者などの金融機関が発行するカードで、現金のお借入れに特化したサービスです。発行されたカードを利用して、金融機関もしくはコンビニのATMなどで現金を引き出せる他、インターネット経由でもお借入れできるため、急な出費でも大変重宝します。基本的に使用用途を問わず、幅広く利用できるのが魅力です。また、担保や保証人が不要のため、手軽にご利用いただけます。
ただし、カードローンのお申込みをする際には審査があります。審査に通過すれば、ご利用可能枠の範囲内で自由に都度お借入れすることが可能です。
キャッシングとの違い
カードローンとよく似た言葉に「キャッシング」があります。キャッシングは、本来、カードローンを含めた現金を借りられるサービス全体を表す言葉です。そのためキャッシングとカードローンでは比較する言葉ではありません。
カードローンはキャッシング専用のサービスのため、クレジットカード付帯のキャッシング機能よりも、ご利用可能枠が高く、金利(貸付の利率)も低めという特徴もあります。ただし、ご利用可能枠や金利は、カードの商品性や審査によって個々に決まりますので、カードローン・クレジットカード作成した際には自分のカードの情報をよく確認しておきましょう。
住宅ローンやオートローンとの違い
お借入れといえば、住宅ローンやオートローンをイメージする方も多いでしょう。住宅ローンやオートローンは、いわゆる目的別のローンの1つで、それぞれに使用用途が限られており、カードローンのように幅広い用途で使うことはできません。また、住宅ローンやオートローンは担保や保証人が必要なケースが多く、そのうえで審査に通った場合のみお借入れできるため、今すぐにお金が必要というケースでは利用しにくいでしょう。カードローンであれば、事前にカードだけ作っておけば必要時にいつでもお借入れができます。
フリーローンとの違い
使い道が自由なローンの1つにフリーローンがあります。フリーローンは、お申込みの段階で必要金額と使用用途を申請し、審査に通過した場合にまとめて入金されます。つまり、カードローンとは異なりお借入後はご返済のみを行うタイプです。契約時にご返済回数や期間、金利(貸付の利率)なども設定されます。また、借入を行う都度審査が必要です。
一方、カードローンはご利用可能額内であれば、いつでも何度でも自由にお借入れできるのが魅力です。カードローンであれば最短即日利用できるタイプもあり、急ぎで利用したい方に向いています。
カードローンの審査は厳しい?
カードローンには銀行系や貸金業者系など、様々な種類があります。いずれのカードローンも、利用者の年収や返済能力などを総合的に判断して審査を行うため、審査の厳しさは一概にはいえません。
インターネット上には審査が甘いとうたう広告もありますが、入会審査の基準は非公開となっているため、審査の厳しさは定かではありません。
おすすめのオリコのカードローンは?
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