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クレジットカードの金利(貸付の利率)・手数料率はどうやって決まる?

なるほど豆知識 クレジットカードの金利(貸付の利率)・手数料率はどうやって決まる?

記事公開日:2022年06月09日
最終更新日:2023年10月2日

クレジットカードは、ショッピングやキャッシング(現金を借りる)をする際に利用できる便利なカードです。クレジットカードを利用すると、利息や手数料がかかる場合があります。金利(貸付の利率)や手数料率は、クレジットカードの種類や使い方、お支払方法、お支払回数によって異なります。把握しないまま利用すると、返済計画を立てづらくなる可能性があります。こちらの記事では、クレジットカードの利息や手数料を解説するとともに、金利(貸付の利率)・手数料率の決まり方やカードローンとの使い分けについて解説します。

クレジットカードの「利息・金利(貸付の利率)」「手数料・手数料率」とは?

クレジットカードは、ショッピングやキャッシングに利用できますが、利用内容によって利息や手数料がかかります。クレジットカードを快適に使うためには、「利息・金利(貸付の利率)」「手数料・手数料率」に関する意味の把握が必要です。続いては、利息や手数料について解説します。

利息・金利(貸付の利率)について

クレジットカードで、キャッシングをした際に、借りたお金を返すほかに利息を支払う必要があります。この利息を算出するのに用いる利率が「金利(貸付の利率)」です。お借入金額に加えて、金利やお借入日数を踏まえてお支払金額が決定します。細かい算出方法は割愛しますが、キャッシングをする際は、金利(貸付の利率)が低いクレジットカードを選ぶと無理のない返済がしやすいでしょう。

手数料・手数料率について

クレジットカードを使って、リボ払いや分割払い(3回以上)でお支払いをした場合に生じる料金が「手数料」です。キャッシングの利息と同様に、ショッピングの代金に手数料を上乗せした額が請求されます。この手数料を算出するために用いる利率が「手数料率」です。手数料率は、クレジットカード会社によって異なります。オリコでは、一般的なリボ払いの手数料率は実質年率18.0%です。

わかりやすくいえば、現金を借りたときに発生するのが「利息」で、ショッピングなどのお支払いで発生するのが「手数料」という認識で良いでしょう。

クレジットカードの「利息」「手数料」が発生する条件

クレジットカードの利息や手数料は、ある一定の条件によって発生します。

一般的に、ショッピングをして一括払いを選択した場合は、手数料がかかりません。しかし、キャッシングをした場合は、翌月一括払いで全額返済したとしても利息がかかります。このように、キャッシングとショッピングでは発生条件が異なるため注意が必要です。続いては、オリコカードにおける利息・手数料の発生条件を紹介します。

手数料の発生条件

手数料は、クレジットカードでショッピングをした際に発生します。ただし、すべてのお支払いで発生するわけではありません。発生条件は3回以上の分割払いもしくはショッピングリボ払いです。つまり、1回払いと2回払い、ボーナス一括・二括といったお支払方法を選択した場合は、手数料がかかりません。そのため、利用者は商品代金のみを後払いします。

  • ボーナス二括払いは、一部加盟店では手数料がかかる場合があります。

3回以上の分割払いをした場合にかかる手数料は、分割回数が増えるごとに、手数料率も上がるのが特徴です。例えば、オリコの場合3回払いであれば14.8%の手数料率ですが、10回払いに回数を増やせば17.6%まで手数料率が上がります。手数料を抑えて買い物をするために、お支払回数を必要以上に増やさないほうが良いでしょう。オリコの分割払いの手数料率は以下ページに詳細を記載しております。

また、オリコカードでショッピングリボ払いを選択した場合は、実質年率13.2%~18.0%の手数料がかかります。手数料は日利計算なので、お支払期間によってもかかる手数料が変わります。また、クレジットカードの種類によっても手数料率が異なるため、確認してから利用するようにしてください。

利息の発生条件

クレジットカードで、キャッシング(お借入れ)を利用した際にかかるのが利息です。ショッピングの手数料とは異なり、キャッシングでは1回払いでも利息が発生します。利息がかかることを念頭に置いて利用するようにしましょう。

「利息・金利(貸付の利率)」はどうやって決まる?

利息制限法および出資法により金利の上限が決められています。法外な利息から消費者を守るのが目的です。具体的な上限金利は以下の通りです。

  • 10万円未満の借り入れ:実質年率20%まで
  • 10万円以上100万円未満の借り入れ:実質年率18%まで
  • 100万円以上の借り入れ:実質年率15%まで

ただし、上限金利の範囲内であれば、クレジットカードの発行会社によって金利を決められます。そのため、すべての会社で一致するとは限りません。カードの種類や審査内容によっても異なるため、事前に確認してから利用するようにしましょう。

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例えば、オリコの代表的なカードでは、年会費無料でキャッシングを利用できます。ご利用可能枠は10~100万円、金利(貸付の利率)は実質年率15.0~18.0%です。

金利(貸付の利率)には幅が持たせてありますが、これは最高金利と最低金利を表すものです。審査内容によって金利(貸付の利率)が異なります。

「手数料・手数料率」はどうやって決まる?

ショッピング(お支払い)をしたケースで必要となる「手数料・手数料率」も、利息・金利(貸付の利率)と同じくカードの種類やカード会社によって異なります。オリコではクレジットカードを使った買い物で、1回払いや2回払いのほか、ボーナス一括・二括払いであれば手数料はかかりません。手数料が必要となるのは3回以上の分割払い、もしくはショッピングリボ払いを選んだケースです。分割払いの手数料率は、3回払いだと14.8%、10回払いの場合は17.6%と、お支払回数によって異なります。お支払回数が増えれば、手数料率も高くなる傾向があります。

  • ボーナス二括払いは、一部加盟店では手数料がかかる場合があります。

また、ショッピングリボ払いに関する手数料は、分割払いでかかる手数料とは異なるので注意が必要です。ショッピングリボ払いの場合、カードの種類によって手数料率が異なります。例えば、「Orico Card THE PLATINUM」は13.2%です。自分のカードがどの手数料率に該当するかを把握しておくと、より安心してショッピングリボ払いを活用できるでしょう。

ショッピングリボ払いは、一般的なお支払方法で便利ですが、自分のお支払能力を踏まえた上で、無理せず利用できる範囲を確認しておくことが大切です。とはいえ、購入する前に総額でいくらになるかを計算しておかなければ、不安になってしまうこともあるでしょう。オリコでは、手数料や手数料率の計算が簡単にできるシミュレーターをご用意しております。自分で手数料を計算するのが苦手という方や、間違いなく確実に計算したい方は、ぜひご利用ください。

クレジットカードとカードローンを使い分けよう

最後に、クレジットカードと混同されやすいカードローンについて触れておきましょう。

クレジットカードのキャッシングと、よく似た機能を持つサービスに「カードローン」があります。しかし、それぞれの違いについてわからないという方も少なくありません。クレジットカードとカードローンの違いがわかっていれば、適切に使い分けられます。自分の生活と照らし合わせながら、どちらのサービスが見合っているかを考えることが大切です。

クレジットカードとカードローンの違いとは

クレジットカードには購入した商品代金をクレジットカード会社が立て替え、後日購入者がクレジットカード会社にお支払いするショッピング機能とキャッシング機能があります。そのため1枚のカードで完結できるためキャッシングよりショッピングをメインで利用する方におすすめです。一方、カードローンはお金を借りるキャッシング専用のカードです。そのため、カードローンでは商品を購入できません。クレジットカードとカードローンは、一見すると同じようにお金にかかわるカードですが、機能が異なります。

クレジットカードのメリット

クレジットカードの大きなメリットは、手持ちの現金がなくても買い物ができる点です。オリコの場合、1回払い、2回払いやボーナス一括・二括払いは手数料がかからないため、商品代金以上を払う必要はありません。例えば高額商品を購入する場合、大金を持ち歩くのには不安が伴います。一方で、クレジットカードであれば、安心して買い物ができるでしょう。

  • ボーナス二括払いは、一部加盟店では手数料がかかる場合があります。

また、細かいものを購入する度に、小銭を出すのを大変と思う方にも向いているといえます。さらに、キャッシング機能がついたクレジットカードを持っていれば、冠婚葬祭や医療費など、急遽まとまったお金が必要となった場合にも役立ちます。ショッピングにも利用しながら、いざというときに少額融資を受けて、短期間で返済するのであれば、クレジットカードがおすすめです。

カードローンのメリット

自動車ローンや住宅ローンなど資金の使い道が限られるローンではなく、カードローンはお借入れした現金を用途にかかわらず使用できます。担保や保証人も不要なので、本人確認や所得証明があれば比較的簡単にお申込み可能です。また、ATMでお借入れから返済までできるので、お金に余裕があるときに、すぐに完済しやすい点もメリットでしょう。

利息・金利(貸付の利率)面から見ても、カードローンはクレジットカードよりも低めに設定されているケースが一般的です。キャッシングのご利用可能枠の上限もカードローンのほうが高いことから、ある程度まとまった金額を借りて、長期的な返済を考えている場合は、カードローンのほうが向いています。ショッピング枠もないため、キャッシング利用分のみだけで返済計画も立てやすいでしょう。

オリコの代表的なカードローンでは、貸付の利率が実質年率4.5~18.0%で、ご利用可能枠は10~500万円です。インターネットから入会申込みができ、気軽にお申込みいただけます。オリコがおすすめするカードローンや使い方、選び方を詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。

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